[メイン]
GM :
「序章0」 侵蝕:-
1年前、17歳の少女『美樹本 麗奈』 が、通っていた『天築学院(あまつきがくいん)』の校内にて無残な姿で発見された。遺体は口の端から真横に切断されており、頭部の上半分が失われていた。
その異常性から度々メディアにも取り 上げられ、警察も多くの人員を費やしたが、手掛かりはつかめず、事件はいまだ未解決。失われた頭部も見つかっていない。
→序章1、または序章2へ
[メイン]
GM :
「序章1(オモテ):オープニング」 侵蝕:-
あなたは知人の教師『杉野 司』に招かれ、『天築学院(あまつきがくいん)』を訪れている。進路を考える生徒達に、自分の職種の体験談を話しに来たのだ。
講演も終わり、時刻は夕方。あなたは帰宅の途につくのだが……。
→序章1(ウラ)へ
「序章2(オモテ):オープニング」 侵蝕:-
あなたは美樹本麗奈殺害事件について調べている。
今日、あなたは知人の教師に頼み込み、放課後少しの時間なら……という約束で、天築学院を案内してもらう予定だ。教師の名は『杉野 司』。あなたは通用口へと通され、杉野を待つ。しかし約束の時間になっても彼は現れない。待ちくたびれはじめた、その時……。
→序章2(ウラ)へ
[メイン] GM :
[メイン] GM : ・序章1:夕暮れの校舎
[メイン] GM : 主人公は、天築学院(あまつきがくいん)の応接室にいます。
[メイン]
GM :
天築学院は市内でも有数のマンモス校で、生徒の数は2000人を超えています。
人気のデザイナーによる制服。白を基調としたスタイリッシュな校舎。広いグラウンドと活発な部活動。
[メイン] GM : 自由な校風の裏返しなのか、卒業後すぐに就職する生徒が多いのも特徴です。そんな生徒達のために、学校では様々な仕事の人々による講演会を定期的に開いています。それに主人公たちは呼ばれたのです。
[メイン] GM :
[メイン] GM : 主人公たちの前には、講演会を担当している教師であり、知人でもある「杉野 司(すぎの つかさ)」がいます。彼は満面の笑顔で、主人公たちにお茶を運んできます。
[メイン] 杉野司 : 「いやぁ~本当にありがとう!この講演会、持ち回りで担当決めるんだけど、担当が自分で講師を連れてこなくちゃいけなくて……もう、僕の知り合いだと君くらいしか頼める人いなくてさ!助かったよ~!」
[メイン] 杉野司 :
[メイン]
杉野司 :
「登場人物:杉野 司(すぎの つかさ)」 侵蝕:-
天築学院の物理・化学教師。男性。30歳。気弱で人が良く、頼まれると断り切れない性格。比較的顔が良いことと、仲の良い生徒には内申点が甘くなってしまう悪癖を見抜かれているため、生徒からの評判は上々。
[メイン] 杉野司 :
[メイン]
西住まほ :
「構いませんよ、そのような仕事も次期家元として大事ですので…願ってもない機会です」
軽く会釈して
[メイン] 虎居英雄 : 「いえいえ、こちらこそ熱意ある学生と話せて楽しかったですよ」
[メイン] 杉野司 : 「いやぁいい講演会だったよ~、戦車道に消防士!夢があっていいね~!」
[メイン]
西住まほ :
「ええ、世界的に活発でもあります、大学からでも志す方のためになれたのなら幸いですよ」
[メイン]
虎居英雄 :
「ハハハ…なかなか大変な仕事ですけどね…」
と苦笑い
[メイン]
杉野司 :
「講演も終わったことですし、どうです?今日の夜」
お酒を飲むポージング
[メイン]
西住まほ :
「おっと…まだ未成年ですので」
苦笑いしつつ
[メイン] 虎居英雄 : 「いいですね…オレはお付き合いしますよ」
[メイン] 杉野司 : 「あ、そっかそっか!まほくんは未成年だったね、あっはっは!貫禄あるから間違えちゃったよ~」
[メイン] 杉野司 : 「いいね英雄くん!今日はパーッとやろっか!」
[メイン]
西住まほ :
「誉め言葉と受け取っておきますよ」
[メイン]
杉野司 :
「……おっと、そうだそうだ」
席を立ちあがる
[メイン] 杉野司 : 「僕はこれから見学者の対応をしなくちゃいけないんだったよ」
[メイン] 西住まほ : 「おや、それはお疲れ様です」
[メイン] 杉野司 : 「あははは…教師も中々大変でねぇ……」
[メイン] 杉野司 : 「2人はもう少しここでゆっくりしてていいよ~」
[メイン] 西住まほ : 「お言葉に甘えさせて頂きます」
[メイン] 杉野司 : 「お茶とお菓子も用意してあるからね~! それじゃ!」
[メイン] 杉野司 : そそくさと忙しそうに職員室へと戻っていく。
[メイン] 西住まほ : もう一度会釈して
[メイン]
虎居英雄 :
「お疲れ様です」
大変そうだなぁ…と思いながら見送る
[メイン] 西住まほ : 「…しかし、消防士の方とこう合うのは初めての経験ですね」
[メイン] 西住まほ : 「普段から頑張っていられるのは把握していますが、実際に話を聞く、というのも珍しいものだ」
[メイン] 虎居英雄 : 「ハハ…こんな若輩の話でも少しは参考になると嬉しいな」
[メイン] 西住まほ : 「いえ、火というのは恐ろしい物です…それに相対するのは年関係なく立派ですよ」
[メイン] 西住まほ : 「戦車道においても、不調を起こした車両の火災など…何度経験しても肝が冷えますからね」
[メイン]
虎居英雄 :
「オレも火に立ち向かうときはかなり勇気が必要だけどね」
「なかなか慣れないものだよ」
[メイン] 西住まほ : 「慣れてしまう方が恐ろしいとも言えますから、良い事ですよ」
[メイン] 虎居英雄 : 「しかしあの西住選手の話を聞けるとは思わなかったよ…戦車道、なかなか奥が深い」
[メイン]
西住まほ :
「黒森峰としての視点ばかりになるのは申し訳ない、最近は妹のやり方も人気ですから」
苦笑いして
[メイン] 西住まほ : 「ですが、実際話の通りありとあらゆる環境に於いても可能性がある奥深い物ですから…私もまだまだ未熟ですよ」
[メイン]
虎居英雄 :
「西住さんでもまだまだ可能性を感じるのか…」
「そうか…これからの活躍も楽しみにさせてもらうよ」
[メイン]
西住まほ :
「ええ、私からは…微力ながらこれからの武運を祈っておきます」
「火は恐ろしい…その想いは私も持ち得ている筈ですから」
[雑談] system : [ 西住まほ ] ツナガリの数 : 0 → 1
[メイン] GM :
[雑談] system : [ 虎居英雄 ] ツナガリの数 : 1 → 2
[メイン] GM : そうこう談笑している内に、窓に夕日が射す。
[メイン] GM : もうそろそろ帰宅する時間だ。
[メイン] 西住まほ : 「…おや」
[メイン]
西住まほ :
「もうこんな時間か…虎居さんは飲み…だったか」
[メイン]
西住まほ :
「では、私はここでお暇させて頂きますよ」
立ち上がり、会釈する
[メイン]
虎居英雄 :
「お疲れさん」
と挨拶を返す
[メイン] 虎居英雄 : 「そろそろ杉野さんの用事も終わったかな…?」
[メイン]
GM :
一息ついた頃、主人公達は帰るために立ち上がります。
応接室は2階。階段を降りればすぐに校舎の入り口です。
[メイン] GM : ところが……なぜか、下に降りても延々廊下が続いているだけです。
[メイン] 西住まほ : 「さて…どうでしょう、見学者の人数は把握しきれてませんので」
[メイン] 西住まほ : 「…ん?」
[メイン] 西住まほ : 「二階…だった筈」
[メイン] 虎居英雄 : 「おかしいな…こんな長い建物に来た覚えはないんだが」
[メイン] 西住まほ : 「…」
[メイン] GM : 歩いても歩いても、外へ出られそうな場所は現れません。
[メイン]
西住まほ :
「窓は…」
辺りを見回し、窓を探す
[メイン] GM : まほは廊下にあった窓を眺めた
[メイン] GM : そこには、まるで血染めのような
[メイン] GM : 真っ赤な夕日があるだけであった
[メイン] 西住まほ : 「…ッ!?」
[メイン] 西住まほ : 「……虎居さん、こちらを」
[メイン] GM : それまで活気のあった校内が……一気に静寂に包まれていた
[メイン] 虎居英雄 : 「……うーむ」
[メイン] GM : 生徒達の和気藹々とした喧騒も、全く無い
[メイン] 西住まほ : 「高校…のはずでしたが」
[メイン] 西住まほ : 「これは……ふむ」
[メイン] 虎居英雄 : 「…学生がいない…そんなことあるか?」
[メイン] GM : その時
[メイン] 西住まほ : 「……いや、そんなことは」
[メイン] GM : 「うわあああああああああああああ!!!!」
[メイン] 西住まほ : 「っ!?」
[メイン] 西住まほ : 「悲鳴……!?」
[メイン] GM : 静寂を突き破るが如く、廊下内に響く叫び声
[メイン] GM : そして
[メイン] 虎居英雄 : 「何かあったのか!?」
[メイン] GM : ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ
[メイン] GM : こちらの方へどんどん近づいてきて────
[メイン] 西住まほ : 「……なんだ?」
[メイン]
虎居英雄 :
「何の音だ…?」
音のする方へ、まほより前に出る
[メイン] 西住まほ : 息をのみ、その気配と音に意識を研ぎ澄ますのだった
[メイン] 西住まほ :
[メイン] 西住まほ :
[メイン] GM : ・序章2:頭の無い女
[メイン] GM : 主人公は、天築学院の裏口にいます。1年前、この学校で起きたセンセーショナルな殺人事件──それを調べるため、知人の教師・杉野司を頼り集まったのです。
[メイン]
田村ゆり :
「………………」
自分の髪の毛をいじってる
[メイン] 由比鶴乃 : 「むう、遅いような?」
[メイン] 田村ゆり : 「………だね」
[メイン] 由比鶴乃 : 「待ち時間そろそろだよね、二人とも?」
[メイン]
うちはサスケ :
「………確かに遅えな」
時計を確認する
[メイン] 田村ゆり : 「うん、そのはず」
[メイン]
由比鶴乃 :
「う~ん、何かお仕事が長引いてたりしてるのかなあ」
考えるような仕草をして
[メイン] 田村ゆり : 「………美樹本麗奈殺人事件、その件について話する予定だったのにね」
[メイン] 由比鶴乃 : 「………うん」
[メイン] 田村ゆり : 「私は正直どうでもいいけど」
[メイン] うちはサスケ : 「事件の調査のために来たと言うのに……肝心のアイツが来なければ進展がない」
[メイン]
田村ゆり :
「でも心配だから」
鶴乃とサスケを見る
[メイン] 由比鶴乃 : 「ごめんね、二人とも…私の我儘に巻き込んじゃって」
[メイン] 由比鶴乃 : その視線にえへへ、と笑いで返す
[メイン]
うちはサスケ :
「……む」
視線に気付くき一瞥する
[メイン]
田村ゆり :
「……」
また髪の毛をいじり始める
[メイン] 田村ゆり : 「……それにしても」
[メイン] 田村ゆり : 「頭上半分が無くなるって」
[メイン] 田村ゆり : 「……どういう犯行なんだろう?」
[メイン] うちはサスケ : 「依頼だからな。信用の為にもこうしているだねだ」
[メイン] 由比鶴乃 : 「でも、絶対おかしいよ!あんなこと…何かが絡んでるに違いないし」
[メイン]
由比鶴乃 :
「………う」
ゆりの言葉を聞いて顔を少し曇らせる
[メイン] 田村ゆり : 「サスケさんはそっか……確か」
[メイン] 田村ゆり : 「傭兵、だっけ」
[メイン]
うちはサスケ :
「………現時点では不明」
「重火器を用いたので無ければ…」
[メイン] うちはサスケ : 「ああ、そうだが」
[メイン] 田村ゆり : 「……学校で重火器、持ち込めるかな?」
[メイン] 田村ゆり : 「でもそうじゃないと……頭吹き飛ばすのは無理だよね」
[メイン] 由比鶴乃 : 「それに、そこまでしてもっていうのもおかしい……よね」
[メイン] 由比鶴乃 : 「恨みを買うような子じゃないと思ってるんだけどなあ……」
[メイン] 田村ゆり : 「恨み……」
[メイン] 田村ゆり : 「……でも頭を抉られる殺され方ってことは」
[メイン] 田村ゆり : 「怨恨絡みかもしれないよね」
[メイン] うちはサスケ : 「怨恨だと?」
[メイン]
由比鶴乃 :
「……う、うん…」
顔をえぐられる…何回聞いても慣れない。
友だちの麗奈ちゃんが、そんなことになってるなんて……
[ツナガリ] system : [ 田村ゆり ] ツナガリの数 : 1 → 2
[メイン]
田村ゆり :
「……憶測でしかないけどね」
髪の毛をいじる
[メイン] 由比鶴乃 : 「でもね、私は…」
[メイン]
田村ゆり :
「うん」
鶴乃の方を向く
[メイン] 由比鶴乃 : 「なんだか現実味がないんだ、最近まで話してた友だちがそんなことに巻き込まれて…」
[メイン]
うちはサスケ :
「………」
鶴乃の方を眼だけ動かして見る
[メイン] system : [ うちはサスケ ] ツナガリの数 : 0 → 1
[メイン] 由比鶴乃 : 「……もう、会えないなんてことは」
[メイン]
田村ゆり :
「…………………」
かける言葉が見つからない
[メイン] 由比鶴乃 : 「でもね。だから…もしかしたら、ひょっこり現れてくるって気もするの!」
[メイン] 田村ゆり : 「死んだのに?」
[メイン]
由比鶴乃 :
「だって…頭半分なんて、顔がわからないし…
本当に麗奈ちゃんかわかんないじゃん!」
[メイン]
うちはサスケ :
楽観的な希望に過ぎない
死者が蘇るなどは…あり得ないと心の中で思う
[メイン]
うちはサスケ :
「………ならばこそ」
「何故こうなったのかを調べ尽くす必要があるんじゃないか?」
[メイン] 田村ゆり : 「………そういうことだね」
[メイン] 由比鶴乃 : 「……うん、そうだね」
[メイン]
GM :
さぁ、もうとっくに約束の時間は過ぎていた。
辺りが夕焼けのオレンジ色に包まれていく。
[メイン]
由比鶴乃 :
「だからこそ…二人にもついてきてもらったから」
納得できないし、どういう事が起きたのか……私は知らないといけないと思う。
[メイン] 由比鶴乃 : 「あ、もう夕方……先生来なかったね」
[メイン]
うちはサスケ :
「……時間だぞ?どうなってやがる」
軽く舌打ちして苛立ちを露わにする
[メイン] GM : 主人公の後ろ──通用口のドア付近から、砂まじりの砂を踏むような音が聞こえる。
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
振り向く?
振り向かない?
[メイン] GM :
[メイン] 由比鶴乃 : 選択だ~~!!
[メイン] 由比鶴乃 : 振り向く!
[メイン]
田村ゆり :
「………?」
同じく振り向く
[メイン]
うちはサスケ :
依頼人に合わせるのが傭兵よ
振り向く
[メイン] GM : そこには……
[メイン]
由比鶴乃 :
「あれ、この音…なに?」
顔をそちらに向けて
[メイン] クチサキオンナ : 「……………………」
[メイン] GM : 包丁を片手に……
[メイン] うちはサスケ : 「………あ?」
[メイン] GM : ……頭の無い
[メイン] GM : 殺意の塊が
[メイン] GM : ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ
[メイン] うちはサスケ : ────アレは、マズイ!
[メイン]
うちはサスケ :
傭兵としての本能がそう告げる
今アレと真っ向からやるのは間違いなくマズい!
[メイン]
杉野司 :
そこへ
「いやぁすみませんすみません!用事がありまして……って、うわあああ!?!?」
正面入り口から杉野から現れる
[メイン] 由比鶴乃 : 「……………は、っ、え……!?」
[メイン] 杉野司 : 「やばいやばいやばい!!!3人とも!!早くこちらへ!!!!」
[メイン] 由比鶴乃 : とっさに表れたその存在に、体が固まりかける
[メイン]
うちはサスケ :
……最悪だ
ここにきて更に1人来るとは
[メイン] 田村ゆり : 「…………!!」
[メイン] うちはサスケ : 「チィ……!逃げるぞ!!」
[メイン]
田村ゆり :
「……!」
サスケに頷き、鶴乃の腕を掴み引く
[メイン] 由比鶴乃 : 「わ、わっ……うん!」
[メイン] 由比鶴乃 : 引っ張られながら、その方向へと走り出す
[メイン]
うちはサスケ :
「………ッ!」
全員…特に依頼人の鶴乃が逃げ出すのを確認した後己も走り出す
[メイン] GM :
[雑談] system : [ 西住まほ ] 侵蝕 : 4 → 6
[メイン] GM :
[メイン] system : [ 虎居英雄 ] 侵蝕 : 4 → 6
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 侵蝕 : 5 → 7
[メイン] system : [ 由比鶴乃 ] 侵蝕 : 4 → 6
[メイン] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 4 → 6
[メイン] GM : ・第1章
[メイン] GM : まほ、英雄が聞いた叫び声は
[メイン] GM : 杉野のものであり、その後ろから鶴乃、サスケ、ゆりがやってくる
[メイン] 杉野司 : 「ひぃ~……!ひぃ~~……!!」
[メイン] 西住まほ : 「……杉野さん!」
[メイン] 西住まほ : どうであれ、悲鳴であり…それは危機だ
[メイン]
虎居英雄 :
「杉野さん!?どうしたんだ!?」
と杉野に駆け寄ろうとする
[メイン] 西住まほ : 姿を確認した時点で、体は駆け出した
[メイン]
杉野司 :
「ば、化物が……!!」
後ろを振り返る……!が
[メイン]
西住まほ :
「大丈夫ですか!」
[メイン] 杉野司 : "ソレ"はもういなかった
[メイン]
うちはサスケ :
「………お前達は!!」
走りながら尋ねる
[メイン]
由比鶴乃 :
「っはぁ、はぁっ……!」
さっきの、なに……怪物!?動いてる…!?
[メイン] 西住まほ : 「西住まほ!そちらは!」
[メイン] 田村ゆり : 「…………田村ゆり」
[メイン]
うちはサスケ :
「……待て、消えた?」
後ろを振り向きつつ
[メイン] 由比鶴乃 : 「ゆ、由比鶴乃……え?」
[メイン] うちはサスケ : 「ああ……うちはサスケだ」
[メイン] 田村ゆり : 無表情ながらも汗が漏れており
[メイン] 由比鶴乃 : 慌てて後ろを振り向くが、姿はすでになく。
[メイン] 田村ゆり : 「……いない……?」
[メイン] 虎居英雄 : 「オレは虎居英雄…何があったんだ?」
[メイン]
西住まほ :
「……?」
駆け寄り、不思議そうにしている様子を見る
[メイン] 由比鶴乃 : 「っはぁ、はあ~~~……」
[メイン] 西住まほ : 「何がどうしたんだ」
[メイン] 由比鶴乃 : ぜえぜえ、と肩で息をしつつ…
[メイン] 杉野司 : 「い、いやぁ~~……」
[メイン] 杉野司 : 「信じがたい光景っていうかぁ~」
[メイン] 由比鶴乃 : 「えっとね、怪物がいたのっ…!」
[メイン]
杉野司 :
「……ねぇ?」
鶴乃、サスケ、ゆりの方に
[メイン] 西住まほ : 「……怪物?」
[メイン] うちはサスケ : 「包み隠さず言ったな」
[メイン] 由比鶴乃 : その眼は恐怖半分、真剣さ半分で
[メイン]
田村ゆり :
「……そう、怪物」
頷く
[メイン] 田村ゆり : 頭の上半分に両指を置き
[メイン]
由比鶴乃 :
「だって…あんなのそれ以外にありえないじゃん!隠す必要もないし!」
サスケに
[メイン] 虎居英雄 : 「怪物か…」
[メイン] 田村ゆり : 「ここがない」
[メイン] 西住まほ : 「…頭が、か」
[メイン]
西住まほ :
「まるでデュラハンだな」
怪訝そうにしつつ
[メイン]
うちはサスケ :
「……まあ、そうではあるが…」
鶴乃の言葉に少し納得しつつ
[メイン] 杉野司 : 「どうなってんだこれぇ~……んん?デュラハン?」
[メイン]
由比鶴乃 :
……そう、怪物……
二人を襲っちゃいそうな、気味が悪くて殺意にあふれた……人ならざる者。
[メイン]
虎居英雄 :
「…ふむ」
4人の様子から嘘は言ってないと判断する
[メイン] 杉野司 : 頭を掻きながらまほの方に
[メイン] 西住まほ : 「……どうか?」
[メイン]
由比鶴乃 :
そんなの…それなら、私がみんなを守らないと…
だって私は力も強いし、最強を目指すんだから……
止まれない、みんなを守りたい……
[メイン]
虎居英雄 :
「それでその怪物が襲ってきて…消えた、と」
「普通なら信じがたい話だが…」
[メイン]
うちはサスケ :
「それと…化け物は包丁のような物を所持していた」
追記するかのように
[メイン]
田村ゆり :
「……でも真実」
英雄の方に
[メイン] 西住まほ : 「……いや、信じられる」
[メイン] 由比鶴乃 : 「ほんとだよ~!信じて!!」
[メイン] 西住まほ : 「問題ない、我々も異様な事に巻き込まれた」
[メイン] 由比鶴乃 : 食い掛かる様に二人に
[メイン] 虎居英雄 : 「……オレたちも不思議な現象に見回れたところでな」
[メイン] 由比鶴乃 : 「え、そう…なの!?」
[メイン] 西住まほ : 「……ここから出られなくなっていたんだ」
[メイン] 田村ゆり : 「……え?」
[メイン] 西住まほ : ちらりと窓を見れば
[メイン] 西住まほ : 赤く染まった景色が
[メイン] 杉野司 : 「……マ?」
[メイン] 杉野司 : 同じく窓の方を向く
[メイン] GM : そこには、延々と存在し続ける夕焼け
[メイン]
うちはサスケ :
「…………」
眼を険しくし、窓の方を向く
[メイン] 西住まほ : ……却って、頭が冷え込んでくる
[メイン] 西住まほ : 異様な状況と、異様な怪物
[メイン]
由比鶴乃 :
「…!ま、真っ赤……夕暮れじゃないみたい」
まるで……血のような。
[メイン]
杉野司 :
「出られなくなっちゃったかぁ……ん~~~~!」
頭を掻きむしる
[メイン]
西住まほ :
「…その怪物、未関係ではあるまい」
…要は、我々は敵地に誘い込まれた小隊なのだ
[メイン] 田村ゆり : 「………………なるほど」
[メイン]
西住まほ :
「どうにかせねば、また襲われるかもしれん」
ならば、私は"いつものよう"にそれを打破せねばならん
[メイン]
由比鶴乃 :
「それなら出口を探さないと……!
みんなはここで待ってて!」
辺りを見回して、一人でどこかへ行こうとする
[メイン]
うちはサスケ :
「随分と落ち着いているな、アンタ」
まほの方を向き
「だが…この状況、冷静なアンタの判断が必要不可欠と見た」
[メイン]
西住まほ :
「待て」
鶴乃の肩を持つ
[メイン]
うちはサスケ :
「何処に行く?」
鶴乃の方を見て
[メイン]
田村ゆり :
「危険」
鶴乃の方に
[メイン] 由比鶴乃 : 「あうっ、だって…私ならすぐ……」
[メイン] 西住まほ : 「すぐじゃない」
[メイン] 由比鶴乃 : 肩を掴まれるが、そのまま戻される
[メイン] 杉野司 : 「そ、そうだよ~!落ち着こうよ、ね?」
[メイン] 西住まほ : 「現状情報も出口も分からぬままでは、すぐなど確証はない」
[メイン]
虎居英雄 :
「こういう時はまず深呼吸だ」
と鶴乃を諭す
[メイン] 虎居英雄 : 「落ち着かないと見えるものも見えなくなるからな」
[メイン]
由比鶴乃 :
「……う、うん……わかった」
言われたとおりに深呼吸をして、胸騒ぎを落ち着かせようと
[メイン]
GM :
……その時
「きゃあああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」
幼さが垣間見える少女の悲鳴が、廊下の奥の曲がり角から響き渡る
[メイン] 西住まほ : 「良いな、我々は既に巻き込まれた同士……ッ!?」
[メイン] 杉野司 : 「!! ……この声……!うちの生徒……!!」
[メイン] 西住まほ : 強張る体を向ける
[メイン]
西住まほ :
「把握した」
構えて
[メイン] 杉野司 : とっさに杉野は曲がり角の方へ駆け出した
[メイン] うちはサスケ : 「……今度は何だ!」
[メイン] 西住まほ : 躊躇いなく、それに追従して駆け出す
[メイン]
由比鶴乃 :
「…わかった……!?え、なに…?」
そのまま顔を向ける…ともう既に、杉野は動いていて
[メイン]
田村ゆり :
「……!」
駆け出す杉野、まほを目で追う
[メイン]
うちはサスケ :
「………迂闊に動くな!」
鶴乃に呼びかける
[メイン]
由比鶴乃 :
さっき言われたことを思い出す……
落ち着いて、とっさに動かずに。
[メイン]
由比鶴乃 :
「うん!」
声を掛けられ、そのまま振りかえる
[メイン] 西住まほ : 打破するならば、数はいる…すでに状況は始まっている
[メイン]
西住まほ :
体は燃えて、しかし思考は冷え込んでいた
ソレは既に戦車の中と変わらない姿だった
[メイン]
うちはサスケ :
「……動いたのは…まほと杉野か」
「どうする?オレは依頼人の意見に従おう」
[メイン]
由比鶴乃 :
「……私は今の子を助けるために向かいたい、けど
落ち着いて物を見ろっていうのも事実…だし」
[メイン] うちはサスケ : 「オレ達は何やら奇怪な状況下にいる、これは事実で、オレ達は相手の術中にある」
[メイン] 由比鶴乃 : 「……う、うん」
[メイン] 由比鶴乃 : 「…それならむやみに飛び出すんじゃなくて、様子を伺った方がいい…ってことかな」
[メイン] うちはサスケ : 「相手をよく見てから…そうなるな」
[メイン]
由比鶴乃 :
「……」
ちらりと教室を見る、そこは開いていて隠れるスペースも十分にありそうで。
[メイン] 田村ゆり : 「……サスケさん、鶴乃のこと頼みました」
[メイン]
由比鶴乃 :
「…何が起こってるかわからないもんね」
そのまま教室に入って
[メイン] うちはサスケ : 「了解した」
[メイン] 由比鶴乃 : 「……! ゆりちゃんも、危ないことしちゃだめだよ!」
[メイン]
田村ゆり :
鶴乃が心配だから着いてきただけだけど
こんな状況に巻き込まれたのなら……。
[メイン] 田村ゆり : 「大丈夫」
[メイン] 田村ゆり : 無表情で鶴乃の方へ
[メイン] 田村ゆり : 「私も様子を見てくるだけ」
[メイン] 田村ゆり : そう言い、まほの後に続く
[メイン] うちはサスケ : そう言い、周りを最大限注意しながら鶴乃が教室に入っていくのを見届け…その後続いて教室に向かう
[メイン]
うちはサスケ :
教室に入り、そのまま扉を閉める
但し…鍵は離脱も考慮し念には念を入れ掛けない
[メイン] 虎居英雄 :
[メイン]
虎居英雄 :
「そっちは…彼に任せれば問題なさそうだな」
教室に入る二人を見てまほたちの方へ走る
[メイン] GM :
[メイン] GM : では1から
[メイン] GM : 先に肉体判定どうぞ
[メイン] GM :
[メイン] 田村ゆり : 2b10<=8 肉体判定(平静) (2B10<=8) > 2,4 > 成功数2
[メイン] 田村ゆり : 2をとっておくね
[メイン] 西住まほ : 3b10<=9 肉体判定(発狂) (3B10<=9) > 10,5,9 > 成功数2
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 確保 : 0 → 2
[メイン] 西住まほ : あっ
[メイン] 田村ゆり : あ
[メイン] 虎居英雄 : 2b10<=9 肉体判定(平静) (2B10<=9) > 8,8 > 成功数2
[メイン] 虎居英雄 : あ
[メイン] GM : なにもしなければまほは自動失敗&侵蝕+4&アクシデント表
[メイン] 虎居英雄 : いきなりだな…
[メイン] 西住まほ : 出来る事も無いしまぁいいでしょう
[メイン] 虎居英雄 : 確保は何個でもいいんだったか
[メイン] 西住まほ : ACT アクシデント表 アクシデント表(8) > 違う……違う、違う。これは自分のせいじゃない。いや、きっと何かの間違いだ。そう、あいつのせいに決まってる!進行役があなた以外の主人公をランダムに1人選ぷ(誰を選んだか参加者に教えてはならない) 。選ばれた主人公が次に判定を行った際、進行役は、最も低い数字を示しているダイスの目を「10」に変更する。
[メイン] GM : わーお
[メイン] 西住まほ : おおう
[メイン] 虎居英雄 : つらい
[メイン] system : [ 西住まほ ] 侵蝕 : 6 → 10
[メイン] GM : schoice 英雄 みほ 鶴乃 サスケ (choice 英雄 みほ 鶴乃 サスケ) > みほ
[メイン] GM : ダイス間違えた
[メイン] GM : schoice 英雄 ゆり 鶴乃 サスケ (choice 英雄 ゆり 鶴乃 サスケ) > 英雄
[メイン] GM :
[メイン] GM : そうして杉野、まほ、英雄、ゆりは曲がり角を抜けると……
[メイン] クチサキオンナ : 「……………」
[メイン] GM : 「いやあああああ!!!!」
[メイン] GM : 頭の無い怪異が包丁を女子高生達へ、今にも突き刺そうとしていた
[メイン] 田村ゆり : 「………!」
[メイン]
西住まほ :
「あれが…っ」
目標の姿を捉える、確かに"無い"
[メイン] 虎居英雄 : 「……ッ!」
[メイン] クチサキオンナ : 「………………」
[メイン] クチサキオンナ : 現れた4人の方へ体を向け……
[メイン] 西住まほ : 「!」
[メイン] クチサキオンナ : まほへ包丁を突き出した
[メイン] GM : まほは何とか避けようとするも、刃が腹部を掠る
[メイン] GM : まほは侵蝕3点上昇
[メイン]
西住まほ :
「ッチ!」
ザッと、制服の腹の部分が裂ける
[メイン] 杉野司 : 「なっ……!?」
[メイン] system : [ 西住まほ ] 侵蝕 : 10 → 13
[メイン] 田村ゆり : 「……まずい」
[メイン] 西住まほ : 「躊躇いが無いな、大凡まともじゃない」
[メイン] 虎居英雄 : 「くそっ…こいつが”化け物”か…!」
[メイン]
西住まほ :
「だが…!」
包丁を持つ腕を抑えようと、蹴りつける
[メイン] クチサキオンナ : 「……………!」
[メイン] 西住まほ : 「今のうちに抑えるぞ!虎居さん!」
[メイン] クチサキオンナ : まほの蹴りにより壁に突き当たりよろめく怪異
[メイン] 虎居英雄 : 「ああ!」
[メイン] 杉野司 : 「す、すごい……さすが戦車道……!」
[メイン]
虎居英雄 :
「うおお!!」
よろめいた怪異に体当たりをかます
[メイン]
杉野司 :
「みんな!今の内だよ!」
女子高生達の内の1人の手を繋ぎ、そのまま駆け出す
[メイン] クチサキオンナ : 「!!!!」
[メイン] クチサキオンナ : 転倒するも……その殺意はまだ衰えておらず
[メイン]
西住まほ :
「よし、後はどうするか…」
撤退か、追撃か
[メイン] 田村ゆり : 「……不死身……?」
[メイン] 西住まほ : 「怪物ならあり得はする」
[メイン]
田村ゆり :
「………」
さすがに冷や汗が流れる
[メイン]
虎居英雄 :
「効いてないか…逃げるぞ!」
他の人に向けて叫ぶ
[メイン] 西住まほ : 「…把握した」
[メイン] クチサキオンナ : その女の"無い"頭部から見える
[メイン] クチサキオンナ : 生々しい断面図
[メイン] クチサキオンナ : それをまほ、英雄、ゆりは間近で目撃してしまった
[メイン] 西住まほ : 「…!」
[メイン]
田村ゆり :
「…………」
訝しげな表情をし
[メイン]
田村ゆり :
「……逃げよう」
まほ、英雄の方に
[メイン] 田村ゆり : あらゆる出来事に無頓着なゆりであるが、さしもこの化物の様子にはたじろぐ面を見せる
[メイン] 西住まほ : 「ああ、まともに相手していられん」
[メイン]
クチサキオンナ :
ぴちゃ、ぴちゃ、と包丁の先からまほの血液が床へ垂れる
その鋭利な刃は未だ3人の方へ向けており
[メイン]
西住まほ :
「動けるな、殿は請け負う」
腹を抑えつつ、化け物の様子を伺いつつ後退して
[メイン]
田村ゆり :
「…………」
まほに頷き、そのまま杉野の後を追う
[メイン]
西住まほ :
「手痛いな、フラッグが私なら落第の動きだった」
その様子を見て、順次撤退しつつ
[メイン]
虎居英雄 :
「…無茶はするなよ!」
まほから離れすぎないようにしつつ杉野たちを追う
[メイン] GM :
[メイン] GM : あなた達と杉野は無我夢中で校内を走り続けた
[メイン] GM : そして、曲がり角を抜けたところで女子高生達の体力も尽き始め
[メイン] 杉野司 : 「はぁ……!はぁ……!み、みんな無事かい……!?」
[メイン] 杉野司 : 後ろを振り返る
[メイン] 杉野司 : しかしそこにはもう、"アレ"はいなかった、追っても来てないようだ
[メイン]
田村ゆり :
「……ふぅ……」
額に滲む汗を拭う
[メイン]
西住まほ :
「なんとか」
破れた制服を包帯代わりに巻きつつ
[メイン]
GM :
「う、うぅぅ……」
女子高生の1人が震え始める
[メイン] 虎居英雄 : 「オレは問題ないが…」
[メイン]
田村ゆり :
「……それ、大丈夫?」
まほの傷を見て
[メイン] 西住まほ : 「問題ない、表皮が裂けたのだろう」
[メイン] 田村ゆり : 「………………」
[メイン]
西住まほ :
「それより、君は大丈夫か」
女子高生に目を向けて
[メイン]
GM :
「もうだめです……!」
まほにしがみ付く女子高生
[メイン] GM : 「あいつ……」
[メイン]
西住まほ :
「…ああ」
[メイン] GM : 「─────────『レイナ』だよ……!」
[メイン] 西住まほ : 「レイナ…?」
[メイン] 虎居英雄 : 「レイナというと…?」
[メイン] GM : 女子高生は強く頷き、まほ、英雄、ゆり、杉野へ語る
[メイン] GM : 美樹本麗奈という人物、そして
[メイン] GM : その都市伝説を
[メイン] 西住まほ : 「口裂き女、か」
[メイン] 田村ゆり : 「……………」
[メイン] 杉野司 : 「は、ははは、まっさかぁ」
[メイン]
西住まほ :
「事実かどうかは兎も角、起きていることは現実だからな」
悩み込む様に
[メイン] 田村ゆり : 「………うん」
[メイン] 田村ゆり : 「悪夢でも見てるみたい」
[メイン]
西住まほ :
「夢や幻でもなく、本気で殺そうともしていた」
確かめるように傷をなぞる
[メイン] 杉野司 : 「夢であってほしいけどなぁ……」
[メイン] 虎居英雄 : 「ああ…明らかに殺意を持っていた」
[メイン] 田村ゆり : 「……………」
[メイン]
西住まほ :
「痛みも本物だ、試す気は無いが下手をすれば殺されるだろう」
滲む血を見て
[メイン] 田村ゆり : 「………同じ状態にされて、殺される……」
[メイン]
西住まほ :
「…さて、どうしたものか」
痛みに顔を顰める事も無く、次の展望を考え始めていた
[メイン] 虎居英雄 : 「…そうならないよう、できることを考えなくちゃな…」
[メイン] 杉野司 : 「う、うぅ~~~~~ん……まずは脱出!脱出口を探そう!」
[メイン] 西住まほ : 「出口、か」
[メイン] 田村ゆり : 「………ここに留まり続けるよりかはマシかもしれない」
[メイン] 西住まほ : 「…無い、事も無いだろう…噂になってるのならば見て帰還した可能性はある」
[メイン] 田村ゆり : 「なるほど……」
[メイン] 西住まほ : 「それに、長らく此処で過ごすのは得策とは思えない」
[メイン] 虎居英雄 : 「確かにそうだな…」
[メイン] 西住まほ : 「いずれ我々皆体力も尽きる」
[メイン] 西住まほ : 「そうなれば、逃げることも満足には行えない…迅速な行動が求められそうだ」
[メイン] 杉野司 : 「……じゃあ、決まりだね」
[メイン] 西住まほ : 「別れた二人も合流せねばな」
[メイン] 杉野司 : 優しく女子高生達を見守りながら
[メイン] 田村ゆり : 「……うん」
[メイン] 虎居英雄 : 「校内に化け物が出る以上分散するのは危険だ」
[メイン] 西住まほ : 「そも、アレがまともな現れ方をする保証もない」
[メイン] 西住まほ : 「いつの間にか消えるのなら、現われもするだろうしな」
[メイン] 田村ゆり : 「そうだね……だからこっちも対策を考えつつ……だね」
[メイン]
田村ゆり :
「ほら泣いてないで行くよ」
女子高生達に
[メイン] 西住まほ : 「ああ、次傷を貰えば医療品もない此処では致命的だ」
[メイン]
虎居英雄 :
「周りを警戒しつつ、出口を探し…二人と合流」
「上手くやらせてもらえればいいが…」
[メイン]
西住まほ :
「最悪はいつでも想定しとくと良い、その時はすぐ行動できるようにな」
[メイン] 杉野司 : 「いやぁ~……本職の方々がいるとやっぱ……心強いね~!」
[メイン]
杉野司 :
「ほぁらみんな、行くよ~」
そう言い、女子高生達を誘導しながら移動を始める
[メイン]
虎居英雄 :
「動けないなら言ってくれ、オレがおぶるよ」
と学生に声をかけた後、周りに注意をむけつつ移動する
[メイン] GM :
[メイン] system : [ 由比鶴乃 ] 侵蝕 : 6 → 8
[メイン] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 6 → 8
[メイン] GM : 鶴乃とサスケは教室内で待機をしていた
[メイン] GM : そうして窓の方を見ると、向こう側の廊下でまほ、英雄が怪異を突き飛ばし、どこかへ向かっていったのが見えた
[メイン] 由比鶴乃 : 「………!」
[メイン]
うちはサスケ :
「…………」
窓からその一連の流れを見続ける
[メイン] 由比鶴乃 : ちらり、と窓から覗いてみると大勢が走り去る姿
[メイン] 由比鶴乃 : 「みんな無事だったみたいだね…?」
[メイン]
うちはサスケ :
「物理的な攻撃は有効…なのか?」
と、判断した後鶴乃の方を向き
「……ああ、そのようだ」
[メイン] うちはサスケ : 「いや…あの茶髪の女…まほ、だったか……奴は一撃受けている、致命を避けているだけでな」
[メイン]
由比鶴乃 :
「ふう、よかった…私がもっと頑張れたら良かったんだけど」
息を一つ零しながら
[メイン] 由比鶴乃 : 「……!!私が頑張れば…その前に撃退できたかもしれなかったのに…!」
[メイン]
うちはサスケ :
「………これでは何のためにオレが雇われたのか分からんな」
と、鶴乃の方を見て呟く
[メイン] 由比鶴乃 : 「…うう、それはぁ……」
[メイン] GM : その時
[メイン] GM : サスケは感じるだろう
[メイン] GM : この教室内に
[メイン] GM : 第3者の気配が
[メイン] うちはサスケ : 「─────誰だ!?」
[メイン] 由比鶴乃 : 「でもでも、さっきのことは為になったし…えっ!?」
[メイン]
??? :
サスケが振り向くとそこには……頭の上半分が無い女が
楽しそうに2人に手を振っていた
[メイン] うちはサスケ : そう聞きつつ、扉までの障害になるであろう机を蹴り飛ばし、退路を確保する
[メイン] ??? : 「わ~お」
[メイン] ??? : 「激しいね~」
[メイン]
由比鶴乃 :
「!ま、また…!?でもさっき、向こうにいたはずじゃ!」
後ずさりしつつ怪異を目にとらえて
[メイン]
うちはサスケ :
「……………」
流石に驚愕、その両眼を見開きそれを凝視する
[メイン] 由比鶴乃 : 「え、しゃ、喋れる…の?」
[メイン] ??? : 「ど~ど~、私別に君達に危害加えるつもりないしぃ~?」
[メイン] ??? : 「え?喋れるよ?」
[メイン]
うちはサスケ :
「お前は……お前達は…何者だ?」
そう至極当然の疑問を口にする
[メイン] 由比鶴乃 : さっきの怪物と似てる、けど少し違う…少なくとも、話そうとしている意思がある…?
[メイン] ??? : 「私はね────────────」
[メイン] GM :
[メイン] ??? : 「美樹本麗奈!」
[メイン] 由比鶴乃 : 「──────えっ」
[メイン] 由比鶴乃 : 「麗奈……なの?」
[メイン] ??? : 楽しそうに決めポーズを取る
[メイン] ??? : 「ん?そだよ?」
[メイン]
??? :
「っていうかぁ~、ほら見てこれ!」
自分の無い頭部を指差す
[メイン] 由比鶴乃 : 「私だよ、私!由比鶴乃!」
[メイン] ??? : 「………?」
[メイン] ??? : 「誰だっけ?」
[メイン] 由比鶴乃 : 自分に指をさしてアピールする
[メイン]
うちはサスケ :
「美樹本…麗奈か……」
心を落ち着けてそう復唱する
[メイン] ??? : 「う~~~~ん、ごめん!わっかんないや!てへぺろ☆」
[メイン] 由比鶴乃 : 「えっ、あ、う……そ、そっかぁ」
[メイン] うちはサスケ : 「頭部がないことはわかる。何を伝えたい」
[メイン] ??? : 「えっとね~」
[メイン] ??? : 「頭見つけてくんない?私の!」
[メイン] ??? : 「なんかもう全然思い出せなくてさ~」
[メイン] ??? : 「なんで私こうなってんの~?って感じぃ」
[メイン]
由比鶴乃 :
例え友だちだったのだから……と思っていたのに…
ショックを受けて少し、悲しそうな目を受けつつ
[メイン]
うちはサスケ :
「────は?」
何を言っているのか…意味はわかるが……
兎に角、話を聞き続けることにしよう
[メイン] 由比鶴乃 : 「……なる、ほど」
[メイン] ??? : 「だから~頭見つけたら思い出せるんじゃね!?っつーこと!」
[メイン]
うちはサスケ :
「アンタの学友だったか、しかし記憶は抜けている…と」
[メイン] 由比鶴乃 : 「…じゃあ、それを取り戻してくれれば思い出してくれるのかな!?」
[メイン]
うちはサスケ :
「成る程………」
[メイン]
??? :
「ん?そなの?私とこの子が?」
自分と鶴乃を交互に指差す
[メイン] 由比鶴乃 : 「あう、そ、そうだよぅ!本当に覚えてないの!?」
[メイン] 美樹本麗奈 : 「あはははは~~~!!それがねぇ、な~~~~んにも!」
[メイン] 美樹本麗奈 : 「脳みそないからじゃね?」
[メイン] 美樹本麗奈 : 「あはははは~!!」
[メイン]
うちはサスケ :
億劫そうに、溜息一つ
───どうやら言うことを聞いた方が良さそうだ
[メイン] 美樹本麗奈 : 「まぁそれにほら!こっから出られる方法、ワンチャン分かるんじゃねーかなって!」
[メイン] 由比鶴乃 : 「……うう」
[メイン] 由比鶴乃 : 昔通りの麗奈だけど、なんだか調子が狂うような……
[メイン] うちはサスケ : 「頭を取り戻せば記憶も戻りここから出られる手段も見つかると。確かに利害は一致している」
[メイン] 由比鶴乃 : 「ううん、確かに……ここから出られる方法も今ないしね…」
[メイン]
うちはサスケ :
少し考えてから
「いいだろう。オレはあくまで雇われの身…アンタの意見に従うとしよう」
[メイン] 美樹本麗奈 : ワクワクしながら返答を待ってる
[メイン] 由比鶴乃 : 「うん、私も大丈夫…手伝うよ!無理させちゃってごめんね、サスケくん!」
[メイン] うちはサスケ : 「別に………この位は何ともねえ」
[メイン]
由比鶴乃 :
「えへへ、ありがとっ!」
ニコッと笑って返す
[メイン] 美樹本麗奈 : 「マ?あんがと~!チョー助かる!」
[メイン] system : [ 由比鶴乃 ] ツナガリの数 : 0 → 2
[メイン] 美樹本麗奈 : 「つーわけで、ヨロシクぅ!」
[メイン] 美樹本麗奈 : 鶴乃、サスケが瞬きすると
[メイン] 美樹本麗奈 : もうそこには麗奈の姿は無かった
[メイン] 由比鶴乃 : 「あれ!?きえ…ちゃった」
[メイン] 由比鶴乃 : 当たりをキョロキョロ見回す、しかし姿はどこにもない。
[メイン] うちはサスケ : 「消えた……?」
[メイン] 由比鶴乃 : 「ここ、思ったよりも…凄いところだね…」
[メイン] system : [ うちはサスケ ] ツナガリの数 : 1 → 2
[メイン] 由比鶴乃 : 意味不明さ、不気味さに鳥肌が立ってしまい、腕を擦りながら
[メイン] うちはサスケ : 「ああ……出口も無く…上半分が無い物怪が2体…」
[メイン] 由比鶴乃 : 「…でもっ!」
[メイン]
由比鶴乃 :
「諦めなければ…頑張れば道は作れるもん!
こんな状況だって…頑張れば!」
[メイン] 由比鶴乃 : ニコッと笑顔を作って、そう言う。
[メイン] 由比鶴乃 : …それに、頑張るのが私の役目だから。
[メイン]
うちはサスケ :
「…………フン」
その顔を見て…すぐに顔をそらす
[メイン]
うちはサスケ :
こんな状況で無理をしやがる奴だ
そう思い夕焼けに照らされた窓を眺める
[メイン] 由比鶴乃 :
[メイン] 田村ゆり : ・幕間 ゆり→鶴乃
[メイン] 田村ゆり : 出口を探し求めていく途中、携帯を手にする
[メイン]
田村ゆり :
「心配だから、2人に連絡するね」
まほに語る
[メイン] 西住まほ : 「ああ、どうなっているか不安だしな」
[メイン] 西住まほ : 「隠れていても安心…ではなくなった」
[メイン] 田村ゆり : 「うん、神出鬼没だからね」
[メイン] 田村ゆり : そうして通話を開始
[メイン] 田村ゆり : 『……もしもし、聞こえる?』
[メイン] 田村ゆり : スピーカー通話だ、音量はなるべく最小限に
[メイン] 由比鶴乃 : 『……も、もしもし!?ゆりちゃん!』
[メイン] 田村ゆり : 『……そっち、口裂き女いない?大丈夫?』
[メイン]
由比鶴乃 :
発信があったのは友だちであるゆりから。
こちらもスピーカーにして、サスケにも聞こえるようにする。
[ツナガリ] system : [ 田村ゆり ] ツナガリの数 : 2 → 3
[メイン] 由比鶴乃 : 『え、えっとね…口割けオンナというより…ううん』
[メイン] 田村ゆり : 『………?』
[メイン] 西住まほ : 『…?』
[メイン] 由比鶴乃 : 『……麗奈、探してる子が、あの怪物みたいに頭が無い状態で出てきたの』
[メイン] うちはサスケ : 『恐らくは別個体、美樹本麗奈と名乗る謎の存在も接触した』
[メイン] 田村ゆり : 『………え?』
[メイン] 田村ゆり : 『名乗る?』
[メイン] 田村ゆり : 『喋るの?』
[メイン]
由比鶴乃 :
『私もよくわかんないけど…
う、うん』
[メイン] 由比鶴乃 : 『普通にしゃべって…昔の麗奈みたいに』
[メイン] 田村ゆり : 『……………よく分からないね』
[メイン] 西住まほ : 『…元の、か』
[メイン] うちはサスケ : 『ただ、奴の言によると記憶を失っているらしい』
[メイン] 田村ゆり : 『へぇ……記憶を……』
[メイン]
由比鶴乃 :
『それで、頭を探してほしいっても言われたの…
正直飲み込めてないけど…出来ることもないから』
[メイン] 田村ゆり : 『……ん?頭、学校にあるの?』
[メイン]
うちはサスケ :
『そして奴から取り引きを持ちかけられた。奴の頭部を捜索する事だ』
『奴曰く、それで記憶が戻るかもしれない上に出口が見つかるかもしれないと述べていた』
[メイン] 由比鶴乃 : 『あるはず…らしいよ』
[メイン] 西住まほ : 『…頭、か』
[メイン] 田村ゆり : 『確証が無いね』
[メイン] 田村ゆり : 『利用されてない?大丈夫?』
[メイン] 虎居英雄 : 『出口の情報は是非とも欲しいが…』
[メイン]
由比鶴乃 :
『……うん、私のことを覚えていなくたって友だちには変わりないから
困ってたら助けてあげたいんだけど』
[メイン] 田村ゆり : 『麗奈を名乗る、別の怨霊とかだったりしない?』
[メイン] 由比鶴乃 : 『う、そんな事…ないと思う……けど』
[メイン] 西住まほ : 『…信用には欠けるが、疑うにも弱いな』
[メイン] 田村ゆり : 『……それもそっか』
[メイン] 西住まほ : 『少なくとも、騙す利点もない』
[メイン]
うちはサスケ :
『利用されている。その線もある』
『ただこれに頼らざるを得ないのが現状なのもまた事実だろう』
[メイン] 西住まほ : 『何せ二人だろう、襲う方が早い』
[メイン] 虎居英雄 : 『現状他に手がかりがないしな…』
[メイン] 田村ゆり : 『……ん、わかった』
[メイン] 西住まほ : 『それを考えれば、疑うにもそうさせる利点が相手にもないからな…まずは確かめて良いだろう』
[メイン]
由比鶴乃 :
『麗奈は友だちをだますような子じゃないよ!だから…うん
でも、心配してくれてありがと』
[メイン] 田村ゆり : 『……ん』
[メイン] 田村ゆり : 『じゃあ私達、1Fの東棟辺りにいるから、向かってこれる?』
[メイン] 虎居英雄 : 『なら…合流を急ぎつつ頭も探す、って感じか』
[メイン] 西住まほ : 『そちらは焦ったりしないように、その麗奈が安全でも我々の遭遇した方は確実に居る』
[メイン] 由比鶴乃 : 『うん、行ける!サスケくんも大丈夫かな?』
[メイン] うちはサスケ : 『問題はない』
[メイン] 由比鶴乃 : 『うん、そっちも…襲われないように気を付けてね』
[メイン] 田村ゆり : 『うん』
[メイン] 西住まほ : 『ああ』
[メイン] 田村ゆり : そう言い、携帯の通話を切る
[メイン]
田村ゆり :
「……どうにかなればいいけどね」
ポツリと呟く
[メイン] 田村ゆり :
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 侵蝕 : 7 → 10
[情報] system : [ 虎居英雄 ] 侵蝕 : 6 → 9
[メイン] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 8 → 11
[メイン] system : [ 西住まほ ] 侵蝕 : 13 → 16
[メイン] system : [ 由比鶴乃 ] 侵蝕 : 8 → 11
[メイン] GM : ・第2章
[メイン] GM : 散り散りになったあなた達は何とか合流することができた。
[メイン] GM : ……だが、その場に杉野の姿が無かった。
[メイン] GM : どうやら、怪我をした女子高生の1人を保健室へ連れていくために一時離脱したそうだ。
[メイン]
田村ゆり :
「…………」
相変わらず無表情のままだが、鶴乃、サスケと合流できて嬉しそうだ
[メイン]
西住まほ :
「…杉野は?」
辺りを見回す
[メイン]
由比鶴乃 :
「よかったぁ〜!みんな無事なんだね!
……あれ、そういえば…」
[メイン] うちはサスケ : 「……確かに」
[メイン] GM : 「せ、先生なら……保健室に……」
[メイン] 田村ゆり : 「……らしいね」
[メイン] 西住まほ : 「……」
[メイン] 虎居英雄 : 「そうか…あまり別れたくはないが…」
[メイン] 由比鶴乃 : 「………む」
[メイン] 西住まほ : 「ああ、リスクが大きい」
[メイン] 田村ゆり : 「……どうしよっか」
[メイン] 西住まほ : 「見に行く」
[メイン] GM : 「あ!あの!」
[メイン] 西住まほ : 「今は一人も欠けるべきじゃない」
[メイン] 西住まほ : 「……ん?」
[メイン] GM : 「……あいつ……頭剥き出しじゃないですか……だからその……」
[メイン] GM : 「硫酸とかぶっかけちゃえば……どうでしょうかね……?」
[メイン] 西住まほ : 「……薬品、か」
[メイン] 虎居英雄 : 「…なるほどな」
[メイン] 西住まほ : 「確証は無いが、実体はある以上……効果は、ふむ」
[メイン] 由比鶴乃 : 「…ふむふむ」
[メイン] 田村ゆり : 「………どうする?」
[メイン] 由比鶴乃 : 「でも、私はちょっと気になるかも」
[メイン] 由比鶴乃 : 「保健室に行った…二人」
[メイン] 西住まほ : 「ああ」
[メイン] うちはサスケ : 「………オレもだ」
[メイン]
由比鶴乃 :
そう…これは直感でしかない…。
でも、少し…怪しい。
[メイン] 西住まほ : 「……そもそも」
[メイン] 虎居英雄 : 「硫酸は悪くないアイデアだと思うが…確証がないからな…」
[メイン] 田村ゆり : 「……ふむ」
[メイン] 西住まほ : 「あの怪物はどうであれ神出鬼没だ」
[メイン] 西住まほ : 「薬品を探すにも合流が先決だろう」
[メイン] 田村ゆり : 「……そうだね」
[メイン] 虎居英雄 : 「そうだな…武器を手に入れても何かあってからでは遅い」
[メイン] 田村ゆり : 「賛成」
[メイン] GM : 「名案だと思ったんですけど……でもまほさんのおっしゃる通りです……」
[メイン] 西住まほ : 「ああ、案としては申し分ない」
[メイン] 西住まほ : 「……ふむ」
[メイン] 西住まほ : ちらりと腹の傷を見る
[メイン]
うちはサスケ :
「鶴乃、アンタはどっちに行く」
「雇われの身だ、そっちに付いて行こう」
[メイン] 西住まほ : 「……把握した、少し分かれよう」
[メイン]
田村ゆり :
「大丈夫?」
まほに傷を見かねて
[メイン]
由比鶴乃 :
「…ううん、サスケくん
私も守られてばかりじゃないから」
[メイン] 西住まほ : 「いや、"丁度いい"」
[メイン] 西住まほ : 「傷があるなら、恐らく私は手負いとして狙われるだろう…ともすれば」
[メイン] 田村ゆり : 「……というと?」
[メイン] 田村ゆり : 「うん」
[メイン] 由比鶴乃 : 「それに、戦うのに慣れてそうだし…サスケ君が武器を見つけてほしいの、お願いできるかな」
[メイン] 西住まほ : 「先んじて今のアイデアを試すには丁度いい」
[メイン]
うちはサスケ :
「了解した」
即答する
[メイン] 西住まほ : 「私は薬品を探して来よう、それに誘われたのなら好都合だ」
[メイン] 由比鶴乃 : 「ありがとう!」
[メイン] 田村ゆり : 「……わかったよ」
[メイン] 西住まほ : 「行ってくる、その子は頼む」
[メイン] 虎居英雄 : 「2人は武器探しか…」
[メイン] 田村ゆり : 「ん」
[メイン] 由比鶴乃 : 「行ってらっしゃい、怪我…しないようにね!」
[メイン]
田村ゆり :
「サスケさんの代わりに守る」
鶴乃の肩に手を優しく置く
[メイン]
西住まほ :
「では」
踵を返して歩き出す
[メイン] うちはサスケ : 「……行くとするか」
[メイン]
由比鶴乃 :
「ゆりちゃん…!でも守られてばっかりじゃないからね!」
にかっと笑顔で返しつつ
[メイン]
田村ゆり :
「………」
無表情で見つめ返す、でもどこか信頼し笑っているように見えて
[メイン]
うちはサスケ :
「…………」
『頼んだ』とは言わず無言でまほに付いていく
[メイン]
虎居英雄 :
「どこから出てくるかわからないからな…十分気をつけろよ」
2人を信じ見送る
[メイン]
田村ゆり :
「……じゃ、行きましょうか、保健室」
英雄に
[メイン] 虎居英雄 : 「ああ、こっちも合流を急ぐとしよう」
[メイン] 由比鶴乃 : 「うん…!」
[メイン] 由比鶴乃 : それに、”あの人”はどこか…信用できない、何故だかそんな気分を覚えて…
[メイン] 由比鶴乃 : 逸る気分を抑えながら、保健室へと歩を進めた
[メイン] 由比鶴乃 :
[メイン] GM : ・第2章1
[メイン] GM : 鶴乃、英雄、ゆりは保健室へと向かった。
[メイン] GM : すると……保健室傍に差し当たって、中から……
[メイン] 杉野司 : 「君だけは、必ず守ってあげるから」
[メイン] GM : 「先生…好きぃ」
[メイン] GM : 何やら艶めいた声が漏れ出ており……
[メイン] 田村ゆり : 「……………」
[メイン]
由比鶴乃 :
「……ふ、ふぇえっ!?」
小声で叫びつつ、二人の方へと顔を見合わせる
[メイン] 由比鶴乃 : 「な、なにしてるのあの二人っ…!?」
[雑談] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 11 → 15
[メイン] 虎居英雄 : 「…本当に何してるんだか」
[メイン] 田村ゆり : 「……最低」
[メイン] 虎居英雄 : ゲフンゲフンと咳払いして
[メイン]
虎居英雄 :
「杉野さん、入るぞ」
と声をかける
[メイン]
由比鶴乃 :
「そういうことなのかなぁ…」
顔を赤らめつつ続こうとする
[メイン] GM : 英雄が中へ入ろうとした次の瞬間
[メイン] GM : 荒い息遣い
[メイン] クチサキオンナ : 「………………………」
[メイン] GM :
[メイン2] system : [ 西住まほ ] 武器 : 2 → 3
[メイン] GM : ・幕間2
[メイン] system : [ うちはサスケ ] 武器 : 2 → 3
[メイン] クチサキオンナ : 「……シャアアアアアアアッッ!!!!!」
[メイン] クチサキオンナ : 恐ろしい形相で、"ソイツ"は鶴乃、英雄、ゆりへ包丁を振り下ろした
[メイン] 田村ゆり : 「……!」
[メイン] 由比鶴乃 : 「…!あ、危ないっ…!」
[メイン]
虎居英雄 :
「なッ…!?」
しまった、杉野さんたちに気を取られ…
[メイン] GM : 肉体判定
[メイン] 田村ゆり : 2b10<=8 肉体判定(平静) (2B10<=8) > 6,10 > 成功数1
[メイン] 由比鶴乃 : 3b10<=9 肉体判定(発狂) (3B10<=9) > 7,1,7 > 成功数3
[メイン] 由比鶴乃 : !
[メイン] 虎居英雄 : 3b10<=9 肉体判定(発狂) (3B10<=9) > 3,2,7 > 成功数3
[メイン] 田村ゆり : おわァァアアア~~~~!!
[メイン] 虎居英雄 : あーあー
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 侵蝕 : 10 → 14
[メイン] 由比鶴乃 : あちゃあ
[メイン] 田村ゆり : ACT アクシデント表 アクシデント表(6) > ぶつんと頭の中で音がする。あれっ?誰かのことを考えていたような……なんだか記憶が霞んで、思い出せない。あなたが獲得している「ツナガリ」をランダムに1つ失う(「継続的なツナガリ」である場合、セッション終了後に再度獲得する)。「ツナガリ」が1つもない場合、ダイスを振り直し、再度「アクシデント表」に当てはめる。
[メイン] 虎居英雄 : 2を確保しておく
[メイン] 田村ゆり : ツナガリまたね~
[メイン] 由比鶴乃 : きついね
[メイン] 由比鶴乃 : 7確保しておくね
[メイン] 田村ゆり : choice 智子 鶴乃 サスケ (choice 智子 鶴乃 サスケ) > サスケ
[メイン] system : [ 由比鶴乃 ] 侵蝕 : 11 → 7
[ツナガリ] system : [ 田村ゆり ] ツナガリの数 : 3 → 2
[メイン] 田村ゆり : で、さらに…
[メイン] 田村ゆり : >ダイス1つ分の『侵蝕』を受ける。
[メイン] 田村ゆり : 1d10 (1D10) > 9
[メイン] 田村ゆり : おわァァアア~~~~~~~
[メイン] 由比鶴乃 : おもおも
[メイン] 虎居英雄 : うわぁ
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 侵蝕 : 14 → 20
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 理性 : 10 → 7
[メイン] 由比鶴乃 : うわあ20!?
[メイン] 田村ゆり : 「っ……!?」
[メイン] 由比鶴乃 : 「…く、この…ってゆりちゃん!大丈夫!?」
[メイン] 田村ゆり : 「…………血、止まんない……」
[メイン] 虎居英雄 : 「大丈夫か!?」
[メイン] 田村ゆり : 「まずい……まずいまずいまずい」
[メイン] 田村ゆり : 無表情ながらも目が泳ぎ、明らかに狼狽えている
[メイン] 由比鶴乃 : 「落ち着いてっ!私がいるから!」
[メイン] 由比鶴乃 : がし、とゆりちゃんの腕を掴んで離れる…間一髪、自身は包丁をすり抜ける
[メイン] 虎居英雄 : 「くっ…とにかく逃げるぞ!」
[メイン]
田村ゆり :
「……!う、うん……!」
そのまま一緒に駆け出す
[ツナガリ] system : [ 田村ゆり ] ツナガリの数 : 2 → 3
[メイン]
由比鶴乃 :
その言葉に頷き、離れるために体を動かす
今友だちを守れるのは私だから…!!
[メイン] 虎居英雄 : 殿につきクチサキオンナから逃げるべく走る
[ツナガリ] system : [ 虎居英雄 ] ツナガリの数 : 2 → 4
[雑談] system : [ 虎居英雄 ] 侵蝕 : 9 → 11
[メイン] system : [ 由比鶴乃 ] ツナガリの数 : 2 → 3
[メイン] 由比鶴乃 : 「あ、そうだ…これ!」
[メイン] 由比鶴乃 : 走る途中、ごそごそをポケットを探り…
[メイン] 由比鶴乃 : 「ゆりちゃん飲んで、これ落ち着くお薬だから!」
[メイン] 田村ゆり : 「……!」
[メイン]
田村ゆり :
「いいの……?」
困り眉
[メイン] 由比鶴乃 : 半ば押し付けるように薬を渡す
[メイン]
田村ゆり :
「あ……」
受け取る
[メイン] 由比鶴乃 : 「えへへ、私はまだまだ元気だもん!」
[メイン]
由比鶴乃 :
にっこりと笑顔を見せる。
励ますために。
[メイン] 田村ゆり : 「……ありがとう」
[メイン] 田村ゆり : 渡された薬を飲む、あと自分が既に持ってる薬も
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 薬 : 1 → 0
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 侵蝕 : 20 → 16
[メイン] system : [ 由比鶴乃 ] 薬 : 1 → 0
[メイン]
田村ゆり :
「ふぅ………」
荒ぶっていた感情が徐々に治まっていくような感覚を覚えた
[メイン]
由比鶴乃 :
……私だけが頑張れる。
私だけがみんなを引っ張れるんだ。
だから…今は笑顔を見せておかないと。
[メイン] 由比鶴乃 : 「…どう、かな?」
[メイン] 田村ゆり : 「……うん、落ち着いてきた」
[メイン] 田村ゆり : 「……ごめんね、守ろうとしたのに」
[メイン] 田村ゆり : 「逆に私が守られちゃった」
[メイン] 由比鶴乃 : 「ううん、ゆりちゃんがここにいてくれるだけで私は頑張ろう!って思えるもん!」
[メイン] 由比鶴乃 : 「だから気にしないで、ねっ!」
[メイン] 田村ゆり : 「………うん」
[メイン] GM :
[メイン] GM : そうしてあなた達は化学準備室へ一旦集まった
[メイン]
西住まほ :
「…」
荷物を抱えつつ
[メイン]
田村ゆり :
「…………?」
厳重に包み込んだソレを見て
[メイン] 由比鶴乃 : 「ふぅ、ふぅ……ここが…って、どうしたのまほさん」
[メイン] 西住まほ : 「…二人も、来てしまってたか」
[メイン]
うちはサスケ :
「…………」
机を椅子代わりにして座り、様子を見る
[メイン]
西住まほ :
「………仕方あるまい」
サスケをチラリと見て、そのまま
[メイン] 虎居英雄 : 「彼女たちも…思うところがあるだろうからな…」
[メイン] 田村ゆり : 「…………」
[メイン] 西住まほ : 「では、先に言っておくが」
[メイン] 由比鶴乃 : 「うん、ちょっと怖いし…それにそっちの様子も気になるから」
[メイン]
西住まほ :
「"コレ"は私たちが探してたモノだ」
ごとりと、布で包んだものを置く
[メイン] 由比鶴乃 : 「…うん」
[メイン] GM : そこには
[メイン] GM : 鶴乃がよく知る人物
[メイン] GM : 美樹本麗奈の頭上半分
[メイン] GM : 生々しくも冷たいソレがあった
[メイン] 由比鶴乃 : 「──────っ」
[メイン] 西住まほ : 「…冷蔵庫に安置されていた」
[メイン] うちはサスケ : 机から離れ、鶴乃の近くに移動し待機する
[メイン] 虎居英雄 : 「…本当にあったんだな」
[メイン]
田村ゆり :
「…………………」
鶴乃の肩に手を置く
[メイン]
由比鶴乃 :
それは昔見た麗奈の顔とうり二つで。
だからこそ……衝撃が大きく。
[メイン] 由比鶴乃 : くらりと体が揺れそうになる。
[メイン] 西住まほ : 「落ち着いてほしい、どうであれ…コレは」
[メイン]
田村ゆり :
「おっと」
何とか体を支えようとする
[メイン] 西住まほ : 「見つけるべきだった、そうだろう?」
[メイン]
由比鶴乃 :
「っ、あ、……ほんとに、そう、なんだ」
私の…友だちの麗奈が、こんな姿になってしまったのは。
[メイン]
由比鶴乃 :
「………うん」
ゆりに寄りかかりながら
[メイン]
西住まほ :
「……ああ」
もう一度布で包み
[メイン] 西住まほ : 「コレは、返す」
[メイン] 西住まほ : 「幸い、君たちは」
[メイン] 由比鶴乃 : 「…………」
[メイン] 西住まほ : 「また返せる、コレに関しては…おそらく、残された者としては、幸運だ」
[メイン] 由比鶴乃 : ごくり、と唾をのむ。
[メイン] 西住まほ : 「君達の知る彼女は、記憶や面影を無くしていても…此処にいた、そうだからね」
[メイン] 西住まほ : 「黙って私から済ませる事も考えたが、知った以上…決めると良い」
[メイン]
由比鶴乃 :
大丈夫、私は由比鶴乃。
最強を目指す少女にして中華飯店万歳を経営する凄腕料理人。
将来偉業をなすための──────
[メイン]
西住まほ :
「それが知る者としての権利だから、どう決めてもらっても構わない」
[メイン] 由比鶴乃 : 「…預かっておくね」
[メイン] 由比鶴乃 : 「ありがとう、まほさん」
[メイン] 由比鶴乃 : そう言って、頭を布で包み、丁寧に持つ
[メイン] 西住まほ : 「構わない」
[メイン] うちはサスケ : 「……話は済んだか」
[メイン]
虎居英雄 :
「…君は本当に強いな」
それまで心配そうに鶴乃を見ていたが感服の声を上げる
[メイン] 西住まほ : 「済んだ」
[メイン] 西住まほ : 「…さて、なら後すべき事は限られる」
[メイン]
田村ゆり :
「……………」
暖かな目で鶴乃を見守る
[メイン]
由比鶴乃 :
「えへへ、でしょ~!」
にっこりと英雄に笑いかけて
[メイン] 西住まほ : 「ソレを返す事、そして怪物に対処しこの状況を脱する事」
[メイン]
うちはサスケ :
「ならいい」
そう言って鶴乃の方を見た後
「……そうなるな」
[メイン]
田村ゆり :
「………うん」
まほに
[メイン]
由比鶴乃 :
「なんてったって、私は由比鶴乃だもん!」
と言い返し。
[メイン]
由比鶴乃 :
「そうだね!」
まほに
[メイン] 西住まほ : 「進展はしているが、未だにどういう出方をしてくるかはわからない」
[メイン] 虎居英雄 : そんな鶴乃に対し笑みを浮かべ
[メイン] 西住まほ : 「コレからも気を張り詰めることになるが、よろしく頼む」
[メイン] 田村ゆり : 「………ここからが正念場」
[メイン] うちはサスケ : 「此方もだ、少なくともこの任務が終わるまではいい関係であり続けたいと思っている」
[メイン]
虎居英雄 :
「そうだな…これまで以上に準備と警戒が必要そうだ」
と返す
[メイン] 由比鶴乃 : 「こちらこそ、だよ!」
[メイン]
虎居英雄 :
「なら…今のうちに渡しておくか」
とサスケの方を向き薬を渡す
[メイン] 西住まほ : 「では、改めて…だな」
[メイン] うちはサスケ : 「……それは?」
[メイン]
虎居英雄 :
「薬さ」
「君は色々無茶をするタイプだろ?必要になりそうだと思ってな」
[メイン] うちはサスケ : 受け取らないでもいい…そう言おうとしたが流石にガタが来始めた…と、思う
[メイン] うちはサスケ : 「……借りは返す、今日中にな」
[メイン] 虎居英雄 : 「返すのに焦る必要はないからな?」
[メイン]
うちはサスケ :
「…………フン」
鼻を鳴らし、薬を受け取る
[メイン] 由比鶴乃 : じゃあ…「美樹本麗奈」をこのシーンに呼ぶよ
[メイン] GM :
[メイン] GM : 化学準備室内の気温が少しだけ下がる
[メイン] GM : 一同は、この5人以外の人物の気配を感じる
[メイン] 田村ゆり : 「…………!」
[メイン] 西住まほ : 「…」
[メイン] GM : 辺りを見回すまでもなかった
[メイン] GM : 頭を持つ鶴乃の隣に
[メイン] 由比鶴乃 : 「来てくれたんだね」
[メイン] 美樹本麗奈 : 「来た来た~♪」
[メイン] 美樹本麗奈 : 頭上半分の無い少女が立っていた
[メイン]
うちはサスケ :
「……」
コートの中の刀に一瞬だけ手をかけ、見知った存在が来たことによりその手を離す
[メイン] 由比鶴乃 : 「はい、これっ!」
[メイン]
虎居英雄 :
「…ハハ、本当に話通りだな」
驚いた表情を浮かべる
[メイン] 由比鶴乃 : 少し、息を整えるが…それでも普段の麗奈と接するような態度で。
[メイン]
美樹本麗奈 :
「おっ!サンキュ~!マジぴえんなんだけど~!」
鶴乃から頭を受け取り
[メイン] 美樹本麗奈 : 「……ぶっは!なぁにこれ!凍ってるじゃん!」
[メイン]
西住まほ :
「…なんとも」
少し苦笑いして
[メイン]
美樹本麗奈 :
「よいせっと」
自身の頭を、自分の頭に乗せるも……
[メイン] 美樹本麗奈 : 「………………」
[メイン] 由比鶴乃 : 「………ほよ?」
[メイン] 美樹本麗奈 : 「ん~~……あー……そういう……」
[メイン] 美樹本麗奈 : 「……ほい!やっぱ返すわこれ!」
[メイン] GM : そう言い、鶴乃へ頭を返す
[メイン] 西住まほ : 「…え?」
[メイン] 由比鶴乃 : 「ええっ!?」
[メイン] 美樹本麗奈 : 「んっとねぇ~」
[メイン] 由比鶴乃 : 慌ててそれを受け取るが。
[メイン] 美樹本麗奈 : 「……次!"あの女"に会ったらさ」
[メイン] 由比鶴乃 : 「……う、うん」
[メイン] 美樹本麗奈 : 「それ、被せてみ!」
[雑談] system : [ うちはサスケ ] 薬 : 0 → 1
[メイン] 美樹本麗奈 : にんまりと、顔下部分だけで笑みを作った
[メイン] system : [ 虎居英雄 ] 薬 : 1 → 0
[メイン] 由比鶴乃 : 「え、でも…麗奈ちゃんの頭じゃないの?」
[メイン] 美樹本麗奈 : 「ま、そうなんだけどね」
[メイン] 美樹本麗奈 : 「やってみてのお楽しみ~♪」
[メイン] 美樹本麗奈 : そうして、鶴乃が瞬きをすると
[メイン] GM : そこにはもう、美樹本麗奈の姿は無かった
[メイン] 由比鶴乃 : 「あ、麗奈ちゃ──────」
[メイン] 由比鶴乃 : 「…いなくなっちゃった」
[メイン] 西住まほ : 「自由だな…」
[メイン] GM :
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 侵蝕 : 16 → 19
[メイン] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 15 → 18
[メイン] system : [ 由比鶴乃 ] 侵蝕 : 7 → 10
[メイン] system : [ 虎居英雄 ] 侵蝕 : 11 → 14
[メイン] system : [ 西住まほ ] 侵蝕 : 16 → 19
[メイン] GM :
[メイン] GM : その時、教室外で女子高生達の声が聞こえた
[メイン] GM : 「あーーーーーーーーーーーーー!!」
[メイン] 西住まほ : 「!?」
[メイン] 虎居英雄 : 「何だ!?」
[メイン] GM : その声につられてあなたは窓の方を向くと
[メイン] 由比鶴乃 : 「ほええっ!?」
[メイン] うちはサスケ : 「今度は何だ!」
[メイン]
GM :
1枚のドアが開き、杉野と怪我をした生徒が外に飛び出した。
あれは確か……職員室横の通用口だ!
[メイン] GM : その光景を見た女子高生達が叫んだものであった
[メイン] 西住まほ : 「ッチ、落ち着いてられないな!」
[メイン] GM : ……とはいえ
[メイン] GM : 職員室までは、見通しのいいホールを横切らねばならない。強行突破か、それとも……。
[メイン] 田村ゆり : 「………どうするの」
[メイン]
西住まほ :
「行く」
駆け出していく
[メイン] 由比鶴乃 : 「…決まってるよ!」
[メイン] 由比鶴乃 : 「行こう!!」
[メイン]
田村ゆり :
「………だよね」
共に駆け出す
[メイン] 虎居英雄 : 「ああ、急ごう!」
[メイン] うちはサスケ : 「……この極限状態の中、誰も止まらずに動き続けた…ならば」
[メイン] うちはサスケ : 「向かう以外の道はない」
[メイン] 由比鶴乃 : そのまま…思いを吹っ切るように、足を駆けていく
[メイン] うちはサスケ : 鶴乃の背後に着いていくように走る
[メイン] GM :
[メイン] GM : では肉体判定どうぞ
[メイン] 由比鶴乃 : 3b10<=9 肉体判定(発狂) (3B10<=9) > 4,2,4 > 成功数3
[メイン] 西住まほ : 3b10<=9 肉体判定(発狂) (3B10<=9) > 4,4,1 > 成功数3
[メイン] 虎居英雄 : 3b10<=9 肉体判定(発狂) (3B10<=9) > 2,5,4 > 成功数3
[メイン] うちはサスケ : 3b10<=9 肉体判定(発狂) (3B10<=9) > 2,6,7 > 成功数3
[メイン] 田村ゆり : 3b10<=8 肉体判定(発狂) (3B10<=8) > 2,7,4 > 成功数3
[メイン] 由比鶴乃 : ひやひや
[メイン] GM : では
[メイン] 西住まほ : 1をもう一つ確保!
[メイン] 由比鶴乃 : 2を取っておくよ
[メイン]
GM :
まほ、英雄
判定ダイス強制10
[メイン] うちはサスケ : 帰還も考えて7キープ
[メイン] 西住まほ : ぐああッ
[メイン] 田村ゆり : 私も帰還のために7確保
[メイン] 虎居英雄 : うぐっ
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 確保 : 2 → 7
[メイン] 西住まほ : えっこれ1が10になった感じか?
[メイン] GM : 違う、判定が10になった
[メイン] GM : だからまほは相殺可能
[メイン] 西住まほ : 悲しいが相殺するか…二個揃うと思ったが
[メイン]
由比鶴乃 :
>進行役は、最も低い数字を示しているダイスの目を「10」に変更する。
だから……低い1が10になったんじゃ……
[メイン] 西住まほ : …
[メイン] 虎居英雄 : ああ。
[メイン] GM : ああそっか
[メイン] 西住まほ : 確保した1も…消えた!
[メイン] GM : じゃあ手持ちの1使って相殺するしかないな
[メイン] 虎居英雄 : オレは食らうしかないな…
[メイン] GM : 10を使うか確保するか
[メイン] GM : 使った場合自動失敗、侵蝕+4、アクシデント表
[メイン]
虎居英雄 :
この後にファンブルのほうが怖いから使うぞ
来い
[メイン] system : [ 虎居英雄 ] 侵蝕 : 14 → 18
[メイン] GM : ではアクシデント表どうぞ
[メイン] 虎居英雄 : ACT アクシデント表 アクシデント表(2) > 待って、今のはナシ!調子が愚かったっていうか、ちょっと違うことしちゃったからさ…もう1回やらせてよ、ね?失敗した「判定」を再度やり直す。ただし、前回と同じ「能力値」を使うことはできす、進行役と「交渉」を行った扱いとなる(代替判定により「浸食」が2点増加する)。
[メイン] GM : はい
[メイン] 由比鶴乃 : わあ
[メイン] GM : 侵蝕+2からの、肉体以外の能力で再判定
[メイン] 虎居英雄 : ゴリラが逆手に…!
[メイン] 虎居英雄 : まあ頭脳でやるか
[メイン] GM : どうぞ
[メイン] 虎居英雄 : 3b10<=5 頭脳判定(発狂) (3B10<=5) > 7,1,8 > 成功数1
[メイン] GM : !
[メイン] 由比鶴乃 : !
[メイン] 虎居英雄 : !
[メイン] 西住まほ : !
[メイン] うちはサスケ : !
[メイン] system : [ 虎居英雄 ] 侵蝕 : 18 → 20
[メイン] GM : じゃあ侵蝕+2からの、大成功で侵蝕-4
[メイン] system : [ 虎居英雄 ] 侵蝕 : 20 → 16
[メイン] 虎居英雄 : 助かった
[メイン] GM :
[メイン] GM : ホールに足を踏み入れ、全力で走る。長い距離ではない。ドアはもう、目の前だ──だが、その時、後ろから猛スピードで「何か」が迫ってくる……。
[メイン] クチサキオンナ : 「アアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
[メイン]
GM :
「判定」に成功した主人公は、間一髪のところで部屋に飛び込みます。
失敗した主人公は、骨も砕くほどの勢いで背中に包丁を突き立てられ、侵蝕が[ダイス1つ分]点増加。
[メイン] GM : みんな成功したので良かったですね
[メイン] 由比鶴乃 : 「っ、もう驚かされないから…!」
[メイン] 西住まほ : 「ッ、流石に次は喰らいたくなかったものでな」
[メイン] 田村ゆり : 「はぁ……!はぁ……!」
[メイン] うちはサスケ : 「見えている!」
[メイン] 虎居英雄 : 「相変わらず恐ろしいな…」
[メイン] 由比鶴乃 : 包丁を持ち前の身のこなしで躱し…
[メイン] GM : ホールを駆け抜け、職貝室横の扉を開ける。そこは……職員専用の用具部屋だ。 どうやら、ドアを間違えてしまったようだ──。
[メイン] GM : とはいえ、ドアの作りは頑丈で、職員の私物らしい菓子や飲み物もしまってある。
[メイン] GM : 一息つくことはできるだろう。場面に登場した主人公は全員「薬」を1つ獲得する。
[メイン] 由比鶴乃 : 「脱出~~~~!!……あれ、ここ、違う場所?」
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 薬 : 0 → 1
[メイン]
西住まほ :
「…助かったか、しかし…」
困ったようにため息
[メイン] 田村ゆり : 「………あれ?」
[メイン] system : [ 西住まほ ] 薬 : 0 → 1
[メイン] system : [ 由比鶴乃 ] 薬 : 0 → 1
[メイン] system : [ 虎居英雄 ] 薬 : 0 → 1
[メイン] system : [ うちはサスケ ] 薬 : 1 → 2
[メイン] うちはサスケ : 「……用具部屋か?」
[メイン] 田村ゆり : 「……みたいだね」
[メイン]
由比鶴乃 :
「そうみたい、あれ…っ」
ごそごそと箱の中に何かを見つけたらしく、探している
[メイン]
虎居英雄 :
「…わき目も振らず逃げて来たからな」
自分のミスに苦笑いする
[メイン]
田村ゆり :
「………?」
鶴乃の方へ
[メイン] 由比鶴乃 : 「ほら、お薬!しかも運よく人数分あるよ!」
[メイン] 西住まほ : 「薬、か」
[メイン] 虎居英雄 : 「おお!よく見つけたなあ」
[メイン] 田村ゆり : 「! よく見つけてくれたね、ありがとう」
[メイン] 由比鶴乃 : そう言って、全員に配る…が
[メイン] 由比鶴乃 : 「はい、ゆりちゃん!」
[メイン] 田村ゆり : 「え………?……いいの?」
[メイン] 由比鶴乃 : 自分の分をもう一つ、合わせて二つの薬を手渡す
[メイン] system : [ 由比鶴乃 ] 薬 : 1 → 0
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 薬 : 1 → 2
[メイン]
西住まほ :
「…流石に堪えていたところだしな、ふう」
腹を抱えつつ、鎮痛剤を手に
[メイン]
うちはサスケ :
「…………助かった」
1人で呟きつつ
[メイン]
由比鶴乃 :
「うん、私は元気が取りえの由比鶴乃だもん!
必要ないもん!」
えっへん、と胸を張って
[メイン]
田村ゆり :
「…………ふふ」
……この子には、敵わないなぁ
[メイン] 田村ゆり : 「……本当に助かったよ……」
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 侵蝕 : 19 → 15
[メイン] system : [ 田村ゆり ] 薬 : 2 → 0
[メイン]
西住まほ :
「…ふぅ」
ごくりと、薬を飲み込む
[メイン] system : [ 西住まほ ] 薬 : 1 → 0
[メイン] system : [ 西住まほ ] 侵蝕 : 19 → 17
[メイン]
由比鶴乃 :
私が頑張らないといけないから。
元気にふるまわないと。
[メイン]
うちはサスケ :
同じく、一口
───少し落ち着いた
[メイン] 由比鶴乃 : にこーっと、笑顔を返して。
[メイン] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 18 → 16
[メイン] system : [ うちはサスケ ] 薬 : 2 → 1
[メイン] 田村ゆり : 「………気を取り直して」
[メイン] 田村ゆり : 「……職員室、向かおっか」
[メイン] 由比鶴乃 : 「うん、あと一息だもん!」
[メイン] 西住まほ : 「ああ」
[メイン] 虎居英雄 : 「そうだな、もう一踏ん張り頑張るとしよう」
[メイン]
由比鶴乃 :
「えいえいおー!ふんふん!」
立ち上がり、自分だけで進まずに…皆を待ちながら
[メイン] 田村ゆり : 「……ふふ……おー」
[メイン]
うちはサスケ :
「………」
無言で動き始める
[メイン] GM :
[メイン] GM : ・終章
[メイン] GM : 寄り道・近道・ドア間違い──様々なルートの末、主人公達は再度合流し、口裂き女がいない隙をついて、通用口を開きます──。
[メイン] GM : そしてとうとうあなた達はグラウンドへ
[メイン] 田村ゆり : 「やっと出られた」
[メイン] うちはサスケ : 「急いで脱出するぞ!」
[メイン] 由比鶴乃 : 「ぷは~~~~!!やっとだよ~~!!」
[メイン] 西住まほ : 「ああ、早く脱しよう」
[メイン] 虎居英雄 : 「もう怪奇現象はコリゴリだ」
[メイン] GM : しかし……どれだけ足を動かしても、門への距離は縮まらない。それどころか、徐々に遠ざかっているような──。
[メイン] 由比鶴乃 : ぐぐ、っと背伸び…しようとするが、その声に当てられて慌てて姿勢を直す
[メイン] うちはサスケ : 「……待て、何かがおかしい」
[メイン] 由比鶴乃 : 「………あれ?」
[メイン]
田村ゆり :
「………………」
不機嫌な表情へ
[メイン] 虎居英雄 : 「またか…」
[メイン] うちはサスケ : 走りながら他に警告する
[メイン] 西住まほ : 「…成る程、油断した」
[メイン]
田村ゆり :
「………うん」
頷く
[メイン] 西住まほ : 「同じ、か」
[メイン] 西住まほ : 「そう易々とは、出さない訳とは」
[メイン] GM : そして……後ろから、ゆっくりと、砂を踏みしめる音が聞こえる。
[メイン] 由比鶴乃 : 「…っ、あ…!また……!」
[メイン] クチサキオンナ : 「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」
[メイン]
うちはサスケ :
「────誰だ」
敢えて後ろを振り向かないまま
[メイン] 由比鶴乃 : この圧、何度も感じたような、じっとりとした気配……
[メイン] クチサキオンナ : 憤怒の籠った怒号と共に、ソレは現れた
[メイン] 西住まほ : 「……お目見えか」
[メイン] 虎居英雄 : 「…ここから逃がさないってか」
[メイン]
田村ゆり :
「………………」
もうこの場には何もない……それなら
[メイン] 田村ゆり : 構える。
[メイン] 由比鶴乃 : 息をのんで怪物と相対する。
[メイン] うちはサスケ : チャキ、とコートの中の刀を構える
[メイン] 由比鶴乃 : 手には大事そうに抱えた「頭」一つに。
[メイン] 虎居英雄 : 怪物に対してと、それから全員をかばいに行けるよう、構えを取る
[メイン]
うちはサスケ :
漆黒の瞳は真紅の瞳へ
その眼を怪物に向けて戦闘態勢を取る
[メイン] GM :
[メイン] GM : 戦闘開始
[メイン] GM : まずは怪異から先制攻撃
[メイン] クチサキオンナ : 【肉体】で通常攻撃
[メイン] クチサキオンナ : choice 鶴乃 ゆり サスケ 英雄 まほ (choice 鶴乃 ゆり サスケ 英雄 まほ) > サスケ
[メイン] クチサキオンナ : サスケは【肉体】で回避判定
[メイン] うちはサスケ : 3b10<=9 肉体判定(発狂) (3B10<=9) > 1,9,8 > 成功数3
[メイン] クチサキオンナ : 余裕すぎるんだよね
[メイン] うちはサスケ : 1確保
[メイン] 虎居英雄 : !
[メイン] うちはサスケ : 侵蝕4減らせるんだったか
[メイン] クチサキオンナ : 1を使ったら侵蝕-4
[メイン] クチサキオンナ : 確保は破滅判定時に侵蝕-4
[メイン] うちはサスケ : 1使う
[メイン] クチサキオンナ : わかった
[メイン] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 16 → 12
[メイン] クチサキオンナ : クチサキオンナは荒々しい走りでサスケに飛びかかり
[メイン] クチサキオンナ : 包丁を振り下ろす………!!
[メイン]
うちはサスケ :
「───遅い!」
真紅の瞳で攻撃を見切り、そのまま回避する
[メイン] クチサキオンナ : 「アアアアア!!!!!」
[メイン] 田村ゆり : 「………さすがだね」
[メイン] 由比鶴乃 : 「おお〜!!傭兵って伊達じゃないね!」
[メイン] 虎居英雄 : 「…心配いらなかったか」
[メイン] うちはサスケ : 「それより…そっち(頭)は任せたぞ」
[メイン]
由比鶴乃 :
「私も…負けられないっての!」
サスケに頷き…
[メイン] 由比鶴乃 : 頭をかぶせる判定するよ!
[メイン] GM : 来い
[メイン] GM : 【肉体】判定
[メイン] 由比鶴乃 : 3b10<=9 肉体判定(発狂) (3B10<=9) > 6,5,2 > 成功数3
[メイン] 由比鶴乃 : あぶない
[メイン] GM : ゴリラは格が違う
[メイン] 由比鶴乃 : 2を確保
[メイン] クチサキオンナ : 「………!!!」
[メイン] 由比鶴乃 : すう~、と息を吸い…
[メイン] 由比鶴乃 : 一気に近づく、そして……抱えた頭をそのまま
[メイン] 由比鶴乃 : クチサキオンナへと…
[メイン] 由比鶴乃 : 届かせる!
[メイン] クチサキオンナ : 被せられた、美樹本麗奈の頭
[メイン] クチサキオンナ : 動きが
[メイン] クチサキオンナ : 止まる
[メイン] クチサキオンナ : 頭を抱え、その場で蹲る
[メイン] 由比鶴乃 : 「…止まった、のかな」
[メイン] 田村ゆり : 「……どうして……?」
[メイン] 由比鶴乃 : その姿を見るが、攻撃してくる様子は見られない。
[メイン] 虎居英雄 : 「今までの凶暴性がなくなったな…」
[メイン] うちはサスケ : 「………憶測通りだったか」
[メイン] GM : では残りのPCのターン
[メイン] 虎居英雄 : 説得を試みる
[メイン] GM : 来い
[メイン] 虎居英雄 : ダイスだけ先に振っていい?
[メイン] GM : いいよ
[メイン] 虎居英雄 : うわあり!
[メイン] 虎居英雄 : 3b10<=9 頭脳判定(発狂) ファンブルチェック (3B10<=9) > 2,4,6 > 成功数3
[メイン] GM : 成功
[メイン] 虎居英雄 : 「…オレは君の今までを理解できていたわけではないが」
[メイン]
虎居英雄 :
「頭を切り取られたことで記憶を奪われてた、ってことはわかる」
と怪異に話しかける
[メイン] 田村ゆり : 「記憶を……奪われる……」
[メイン] 虎居英雄 : 「…君も頭がない、つまり被害者だったんじゃないか?」
[メイン] 田村ゆり : 「それって………」
[メイン] 由比鶴乃 : 「……あ」
[メイン] 虎居英雄 : 「もし何か…思い出せたなら話してくれないだろうか」
[メイン] 虎居英雄 : 「君をそんなことにした犯人、それがオレにはわからないんだ…」
[メイン]
田村ゆり :
「………杉野、司」
ポツリと呟く
[メイン] 由比鶴乃 : 「ねえ、あなたをこんな風にさせてしまったのは…別の人だと思うの!」
[メイン] うちはサスケ : 「……何だと?」
[メイン]
由比鶴乃 :
「………うん、そう」
ゆりに同調するように
[メイン] 西住まほ : 「…」
[メイン] 虎居英雄 : 「…まさか、杉野さんが…?」
[メイン]
田村ゆり :
「………」
鶴乃と英雄に頷き
[メイン] 田村ゆり : 「……分からないけど、脳に……映像みたいに流れた」
[メイン] 由比鶴乃 : 「あの人は…あなたを利用して、女の子をだまして…好きなように出来る世界を作ったの!」
[メイン] 由比鶴乃 : 根拠はない、しかも直感でしかない。
[メイン] 田村ゆり : 鶴乃の言葉に頷く
[メイン] 田村ゆり : 「方法は分からないけど……そう」
[メイン]
虎居英雄 :
「そんな…いやしかし…」
今までの杉野の行動を思い出す
保健室での一幕、2人での逃亡、確かに怪しい要素はある
[メイン] 由比鶴乃 : が、そう考えたなら……ピースは嵌る。
[メイン] クチサキオンナ : 「キエアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
[メイン] GM : 突然、口裂き女が金切り声を上げる。
[メイン] GM : すると遥か彼方から、見えない何かに引きずられるように、杉野が凄まじい速さで地面を滑ってくる。
[メイン]
うちはサスケ :
「───ッ!?」
耳を塞ぐ
[メイン] 虎居英雄 : 「な、何だ!?」
[メイン] 杉野司 : 「う、うわぁああああ!?!??」
[メイン] 杉野司 : 「な、なんで……!!!」
[メイン] 杉野司 : 「なんでお前がぁああああああああ!!!!!」
[メイン] GM : 言い終わらぬうちに、女が杉野へ包丁を振り下ろす。
[メイン] GM : 断末魔の声は、女が執拗に頭や口を狙ったことですぐに掻き消えていった──。
[メイン] GM : 血飛沫、肉塊がグラウンドへ飛び散る
[メイン] 田村ゆり : 「………………」
[メイン] 由比鶴乃 : 「っ、ひぁっ……!」
[メイン]
うちはサスケ :
一歩前に踏み出す
肉塊を直に見せる必要もないだろう
[メイン]
虎居英雄 :
「あっ…」
声を上げる間もなくあっけにとられる
[メイン] 由比鶴乃 : そのあまりにもあまりの光景が目に入る前に、さえぎられる。
[メイン] 由比鶴乃 : しかし、確かに断末魔と肉の擦れる音が耳に残った。
[メイン]
GM :
唐突に、女と杉野の姿が消える。
そして……あなたの目の前に、閑散としてグラウンドが広がる。
辺りにはすっかり、夜の闇が落ちていた。
[メイン] 田村ゆり : 「……………帰れ、た……?」
[メイン]
うちはサスケ :
「終わりの様だ」
刀を鞘に戻しつつ
[メイン] 由比鶴乃 : 「……………」
[メイン] 由比鶴乃 : 「ふわぁぁ………」
[メイン]
虎居英雄 :
「…あ、ああ」
「戻ったみたいだな…」
[メイン] 田村ゆり : 「………なんだったんだろうね」
[メイン]
由比鶴乃 :
気を張っていたのが抜けて。
ぺたん、と尻もちをつく
[メイン] 由比鶴乃 : 「……ううん、わかんない」
[メイン]
田村ゆり :
「ん……大丈夫?」
鶴乃の方に
[メイン]
由比鶴乃 :
「えへへ~、頑張り過ぎちゃったよ」
疲れたように、それでも笑顔を見せて
[メイン]
うちはサスケ :
「………」
無言で手だけ差し伸べる
[メイン]
虎居英雄 :
「学生さんたちは無事か?」
と辺りを見回す
[メイン]
由比鶴乃 :
「ん……ありがとう」
その手を取って、立ち上がる
[メイン] GM : 英雄が見渡すと、グラウンド奥に先程の女子高生達が震えていたのが見えた
[メイン] 田村ゆり : 「……うん、鶴乃ちゃんはよく頑張ったよ」
[メイン] 虎居英雄 : 「…良かった無事だったか」
[メイン] 由比鶴乃 : 「ううう~、はぁあ~~……」
[メイン] 由比鶴乃 : 「こわかったぁ~~~!!!」
[メイン] 由比鶴乃 : 堰を切ったようにぽろぽろと泣きながら、校庭目いっぱいに叫ぶ
[メイン] うちはサスケ : そのまま刀をコートの中に入れて先に出て行く準備をする
[メイン]
田村ゆり :
「…………ふふふ」
鶴乃の頭を撫でながら
[メイン] 田村ゆり : 「帰ろっか」
[メイン] 田村ゆり : 夕暮れの世界を抜けた先の、満天の夜空を見上げながら
[メイン]
由比鶴乃 :
「……っく、ゆり……ちゃん」
ぐず、と涙を晴らしながら
[メイン] うちはサスケ : 「調査…にしては大掛かりになったが依頼は達成だ」
[メイン] 由比鶴乃 : 「……うん、帰ろ…!」
[メイン] 由比鶴乃 : ゆりに寄りかかりながら、それでも暗い道を進み
[メイン]
虎居英雄 :
「……そうか…あの子はレイナの調査に来てたのか…」
帰って行く3人を見ながら呟く
[メイン]
うちはサスケ :
「報酬はある程度減らしても構わない、1ヶ月以内にここに振り込んでおけ」
鶴乃に対してそう告げる
[メイン] 由比鶴乃 : 「あう、ぐううう……!!」
[メイン] 由比鶴乃 : 「……ううん、最初の分ちゃんと出すからー!!」
[メイン] 田村ゆり : 「……しっかりお店の方繁盛させないと、延滞金になっちゃうね」
[メイン]
由比鶴乃 :
決してお金が多いわけではない、むしろカツカツの方にある鶴乃だが。
それでも付き合ってくれた対価であり、お礼ではあるのだから。
[メイン] うちはサスケ : 「………好きにしろ」
[メイン]
由比鶴乃 :
「ふんふん、もっと頑張らないとね!」
ゆりの方を向いて
[メイン] 虎居英雄 : 「………しっかしどうしたもんかなぁ…学生さんたちの保護といい…杉野さんのことといい…」
[メイン]
田村ゆり :
「そこらへんはよろしくお願いします」
英雄にぺこりと頭を下げる、無表情で
[メイン]
虎居英雄 :
「ああ、まあこういうのは大人に任せておけ」
と苦笑いしつつ返し
[メイン]
うちはサスケ :
「店か」
と、最後に鶴乃に話しかける
[メイン]
虎居英雄 :
「とりあえず警察に通報するかぁ…」
と一人夜空を見上げて頭を掻くのだった
[メイン] 由比鶴乃 : 「うん、中華飯店万歳!横浜市でやってるから…ぜひぜひ来てねっ!」
[メイン] 由比鶴乃 : にこっと、涙を見せない顔でそう答えた。
[メイン] うちはサスケ : 「……仲間と共にいつかは行く」
[メイン]
うちはサスケ :
「じゃあな」
そう言って先に何処かへと帰って行く
[メイン] 由比鶴乃 : 「……またね~~!!」
[メイン] 由比鶴乃 : 手を大きく振って、見送る
[メイン] 由比鶴乃 : 「私たちも…いこっか、お家に帰ろう!」
[メイン] 田村ゆり : 「うん」
[メイン]
由比鶴乃 :
そのまま、暗い校庭を進んでいく。
街の灯りが、自分たちが日常へと戻っていった証である、そんな気がして嬉しくなった。
[メイン]
GM :
こうしてあなた達はオレンジ色の悪夢から生還することができた
死と隣り合わせでも、確かに感じることができた「ツナガリ」を頼りに……
深淵は手招きしている
いつでも
あなた達もクラヤミへ誘うため
[メイン] GM :
[メイン] GM : 宴だァ~~~~~~~~~~!!!!
[メイン] 由比鶴乃 : 宴だよ~~~~~~~!!
[メイン] 虎居英雄 : 宴だァ~~~~~!!!!!
[メイン] うちはサスケ : 宴だァ〜!!
[メイン] GM : 何が50分なんすかね
[メイン]
由比鶴乃 :
>スタート:21時
(^^)
[メイン] GM : では真相を一気に貼る
[メイン] 由比鶴乃 : !
[メイン]
GM :
「真相1:怪異」
この怪異は「口裂き女」である。しかし、初めからこのような姿で生まれたわけではない。 この怪異の元となった破滅者は、「自分に恋してくれる都合のいい女」の存在を望んだが、そういうもの生まれたら生まれたで次第に疎ましくなり、ある時怪異の頭の上半分を切除した。そうして、自分が生まれた理由や破滅者との記憶を奪い取ってしまった。
以降、この怪異は、自分の生みの親であり思い人である者の顔も声もわからぬまま、最後に 受けた命令だけを忠実に実行し続けている。
「真相2:破滅者」
この怪異の破滅者は「杉野 司」である。杉野は様々な女子生徒との恋愛に没頭しており、目を付けた相手と恐怖や秘密を共有するために、怪異と異世界を利用している。なお、異世界で怪異に頭を刈り取られた場合、異世界での出来事を忘れて現実世界に帰る(主人公のように心に闇を抱える人間は破滅する場合が多い)。
全てが杉野にとって都合が良いように作られた世界なのだ。
「真相3:退散/消滅」
この怪異を消滅させるためには、この怪異があり続けることを望んでいる破滅者を殺害しなければならない。なお破滅者は生み出した怪異を「改造」 し、異世界と現実世界を行き来している。これは、破滅者が「自分に従順でどんな言うことも聞く存在」を望んだ結果生じた、極めて特異な事態である。
「真相4:背景」
美樹本麗奈殺害の犯人は、この異世界を作り出した破滅者と同一人物である。犯人は自信の浮気を美樹本麗奈に指摘され、全ての関係を暴露すると脅されたことで衝動的に殺害。その過剰なストレスが怪異と異世界──自分の全てを許し、肯定してくれる存在を生み出す要因となった。麗奈の頭部を切断したのは、「余計なことを知らず」「余計なことを言わない」元の可愛い麗奈に戻すための儀式的意味合い。つまり、犯人にとって「頭部を奪う」ことは「記憶を奪う」ことに等しい。
[メイン] うちはサスケ : !
[メイン] GM : 初回ということでキーパリングぐだぐだだったのはすまんクス
[メイン] GM : 俺もこんなカツカツだとは思ってもみなかった
[メイン] うちはサスケ : アンタなら…いい
[メイン] 由比鶴乃 : あなたなら…いいよ
[メイン] 由比鶴乃 : 実際楽しかったしね~!ふんふん!
[メイン] 虎居英雄 : お前なら…いい
[メイン]
GM :
今回ゴリラパだったけど
怪異ぶっ殺して終わりだと根本的解決にはなってなかったりする
[メイン] 虎居英雄 : 良い感じにヒヤヒヤしただろ
[メイン] GM : 「怪異」を倒せても「異世界」「破滅者」がそのままだから
[メイン] GM : つまり次の犠牲者が今後出ることになる
[メイン] GM : ヒヤヒヤだったのはそう、GMの俺も「これマジで…?」ってずっとなってた
[メイン]
虎居英雄 :
ゴリラは優しい森の賢者だから
解決は筋肉ではなく言葉でだったな
[メイン] 由比鶴乃 : ヒヤヒヤな方が緊張感あっていいんじゃないか?
[メイン]
GM :
原型:口
【呪詛の言霊】
タイミング:後勢 対象:全員 回避/禁則:精神
効果:主人公は([怪異のレベル]+ダイス1つ分)のダメージを受ける。また回避の成功にかかわらず。能力値をランダムに1つ失調する。
原型:刃
【穢れ研ぎ】
タイミング:常時 対象:基本攻撃及び任意の《穢れ》1つ 回避/禁則:なし
効果:基本攻撃と《穢れ》が与えるダメージを[怪異のレベル]点増加させる。
怪異の攻撃スキル
[メイン]
虎居英雄 :
ホラーだもんなァ…
ヒヤヒヤさせるのをシステム的にも狙ってそうだ
[メイン] 由比鶴乃 : 肉体が高かったから基本喰らわなかった
[メイン]
うちはサスケ :
> 能力値をランダムに1つ失調する。
薬一個余分に残して正解だった
[メイン] GM : つよい
[メイン] GM : 怪異レベル3でもこの殺意
[メイン] 由比鶴乃 : 10ならどうなるのかな!
[メイン]
虎居英雄 :
オレ失調考えて薬残してたんだけど
正義の効果考えたらいらなかった
[メイン] GM : 意味が分からないことになる>怪異レベル10
[メイン] GM : 正義の効果強かったなァ
[メイン]
GM :
ルルブに載ってるクトゥルフがなんだこれって感じ
《穢れ》取得し放題とか頭おかしいのでは?
あと主人公全員強制侵蝕20とかもある
[メイン] 由比鶴乃 : ちゅよい
[メイン] うちはサスケ : つよい
[メイン] 由比鶴乃 : ええ…
[メイン] 虎居英雄 : つよい
[メイン] GM : 俺じゃないGMがクラクラ立ててくれるみたいだから
[メイン] 虎居英雄 : 勝てる相手じゃねえェ…
[メイン] 虎居英雄 : !
[メイン]
うちはサスケ :
今回のシナリオだとサプハラがあまり役に立たなかったので今後に期待
これからもサプハラと和マンチは続けて行く
[メイン] GM : 今度はビルドちゃんと考えようね
[メイン] GM : 明らかに戦闘特化だったもんなァ
[メイン]
由比鶴乃 :
サスケのは戦闘強そう
でも今回戦闘なかったもんだからーって感じはするね
[メイン] 由比鶴乃 : 特殊で終わりだったしね
[メイン] GM : 戦闘やっても良かったけどビターエンドになっちゃうんだよねこのサンプルシナリオだと
[メイン] GM : 他のサンプルシナリオは見てないから分からない
[メイン] 由比鶴乃 : ベスト取れたからよかったってことで
[メイン]
うちはサスケ :
単体で最大(2+3+8)d10が叩き込めるビルドにしてた
支援ありならもう少し伸びる
[メイン] 由比鶴乃 : こわい
[メイン] GM : ゴリラすぎる
[メイン] GM : 13d10 (13D10) > 74[8,5,5,10,4,10,7,1,3,5,2,8,6] > 74
[メイン] GM : こわい
[メイン] 虎居英雄 : こわい
[メイン]
GM :
怪異のHPは
怪異レベル×主人公の人数×10
で決まる
[メイン] GM : だからサスケ単独だと30
[メイン] GM : 一瞬で灰になる
[メイン] 虎居英雄 : 2体ぐらい殺せる
[メイン] 由比鶴乃 : うちはは格が違う
[メイン] うちはサスケ : まあ特化型の方がなんだかんだで強いのとアイテムはばらけた方がいいってのは今回学べた
[メイン] GM : だなァ
[メイン] GM : 特化型は予想通り強い
[メイン] GM : アイテムは盲点だった
[メイン] 虎居英雄 : あと職業がRPに強く影響するのも結構楽しかったな
[メイン] GM : 薬、お守りがかなり大事
[メイン] 虎居英雄 : PLは消防士知識0だから焦ってたけど
[メイン] うちはサスケ : 職業がRPに直結してたな
[メイン] GM : あるあるすぎるだろ
[メイン] 田村ゆり : マフィア気質で逃げたよ
[メイン] 由比鶴乃 : 料理人RPは最後まで日の目を見なかった
[メイン] うちはサスケ : 悲しいだろ
[メイン] 虎居英雄 : 悲しいだろ
[メイン] 由比鶴乃 : まあグイグイシナリオ遊べたからよし!
[メイン]
GM :
いやーにしてもクラクラは難しいね
回数回さないと慣れないと思う
[メイン] GM : DXの方が全然簡単
[メイン]
GM :
というわけでお疲れシャンだァ~~~~~~~!!
ログ明日にする
[メイン]
うちはサスケ :
お疲れシャン!
またね〜〜〜〜!!!
[メイン]
虎居英雄 :
お疲れシャン
またね~~~!!!
[メイン] 由比鶴乃 : またね〜〜〜〜〜〜〜!!